土樽〜土合への蓬峠越えを計画。だがあいにくの天気。この一週間降るのは雨だったから昨日からの寒気流入で雪が降るのは大歓迎だが、展望がまったくない。土樽駅に着く頃は結構冬本番の降り方っぽくなってきた。しかしせっかくの新雪だし蓬峠往復だけならツリーランでなんとかなるだろう。ともかく行けるとこまで。 | |
今朝は寒いと思ったが昨日まで暖かかったせいだ。気温0度くらい。7:42新井、下田両先生と4人で土樽除雪終点標高600mを出発 |
歩き出すと汗がすぐに出る。偽物ゴアだったらどうにもならんかったがワシのはネットで買ったけどどうやら本物モンベルらしい。茂倉岳登山口への分岐点は路面が露出 |
やはり新雪の景色はいいものだ |
9時過ぎ、ひたすらの林道緩登歩きだったが、ようやく尾根への登路が見えてきたか |
9:20 950m蓬沢から尾根への取り付き登山口。ここまででワシのモンベルシールは下駄になってしまいいくらワックス塗ってもダメ。全然滑らずボコボコ歩き。これは素材の問題か偽物かだな。今まで山スキーやっててこんな高下駄初めてだ |
尾根登りになるといきなり急登。下駄シールはこの際後滑りしないので逆に実に快適。おかげでワシだけクトーも要らんのだエヘン!(威張ることか) |
急登直登が連続。新雪がかぶってガチガチよりは登りやすくなってるがつらさにはかわりない |
しかしそんなの関係なく新井先生飛ばしまくり |
よし頑張ってついてくど。ひーこら。せっかくの軽量化なのに下駄シールでは重くてしかたないし |
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10:19それでも苦登を小一時間がまんすれば尾根を抜け気持ちよい疎林帯の台地に。1300mをこえる。夏道は下で峠に向かってトラバースしていくがこのままシシゴヤノ頭稜線をめざす |
もうちょっとと思ったが天候の回復もなく、これから稜線へ無木立バーンの登りになり表層雪崩や雪庇など眺望がない中では怖いので1375mにてハイクアップ中止10:24 |
やや!そう決めて飯食って休んでいたら晴れてきた。蓬峠への稜線 |
後方がシシゴヤ稜線。しかし展望はその後もこれ以上にならず |
さていくぞ。無風だしそれほど寒くもないが長居しても何にもないしね |
10:57滑降開始。そのまま来た道でなく沢を滑ろう。北西にトラバース |
新井先生が以前滑ったところまで行くのだ |
パウダーとは言い難い硬い底付き新雪で急斜面だと一気に表層が流れる |
滑降コースの谷を選んでフォールラインに。まあまあ滑れる雪だ。時にモナカバーンもあるが樹の間合いがとても気持ちよい |
視界が悪いときは斜面がよくわかるツリーランに限る。それにしても完全パウダーなら最高のコースだ |
みんなの滑降シーン(ハッシー撮影) |
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おっとっと。油断すると足下が重い雪にとらわれちゃいそうになります。しっかり力入れて押し出さないと |
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重い雪でぐしゃぐしゃになった急下降で |
沢床までくれば |
湿雪を一気に蹴散らして |
もう蓬沢の登山口 11:21。それでも30分近く滑ったのか |
快適林道ジェットコースター |
11:46無事、車到着 |
今回行けなかったクラシカル蓬越えコースは、登りよりも峠をこえて土合側に降りてからの湯桧曽川沿いの延々歩きがもっともつらいとワシは思います |