鑓ヶ岳2903m 中央ルンゼ
2010/5/16(ワシ、ハッシー、樋口、今)
*サーバーレスポンス悪いこと多くリロードしてみてください
前日白馬泊。空いていて暑くなく寒すぎずで快適キャンプ。明日のターゲット鑓の大斜面も一望 |
五竜の武田菱もくっきりと |
5時過ぎ猿倉。すでに多くの車が |
5:39林道から鑓温泉登り口 |
6:05猿倉台地 |
6:30軽く休んだらクトーをつけてクラスト急斜面をコルまで一気に |
抜きつ抜かれつのパーティ。ブログで見覚えあるラグジャは先週中央ルンゼを滑ったと聞いてもしやEVA父さん。となると先をガンガン登るあの姿はやはりブログで見ていたアベル父さんか。元気いっぱい。火打につづき今日もほぼ同時刻のスタートであった |
7:00小日向のコル1824m着。EVA父さんにご挨拶。ブログどおりとっても気さくで快活な方。ルート情報など教えてもらう。杓子沢も今年はいいと言われ確かに実際に落石もデブリも見えず楽そう。問題はエントリの雪質だけ。上に立ってからの判断だな |
7:22コルをあとにアイスバーンを滑走。去年と違って新雪もあまりなくよく滑っていい |
7:28湯ノ入沢1630m。あとは山頂まで1300mをひたすら登るのみだ。7:37発 |
8:24鑓温泉着。先週は2号雪渓と中央ルンゼ、今日は行くとこまで行って温泉でゆっくりですとEVA父さん |
天気はすごくよいが途中から風が吹いてきて寒くてしかたない。みんなそろったらさっそく再出発8:48 |
しばらく急登。シールはほとんどきかずクトー登り。そろっと大出原あたりか |
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休んでる場所などない。ひたすら急登。北アルプスの斜登高はやはり高度感あるなあ |
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あそこまで行けば腰をおろせるか |
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10:03 2545mで休憩。相変わらず風があり寒いが、しばらく後続を待つ |
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10:09 ハッシー到着「今日のもっとも苦しかったです」 |
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稜線まであと200m。トランシーバで今さん引き返すと連絡あり。ならばハッシー、樋口と3人で頂上をめざすことに。10:56再登開始 |
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11:22ちらっと山頂がみえてきた。あとわずかだが稜線直下は急なトラバース登り |
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EVA父さんらと樋口君。しっかし元気なお二人。言い方はおかしいかもだが、羨ましい限り |
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ハッシーは休憩地点からずっと担いできた。その方が楽だったかもしれない |
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11:26 そして足もけだるくなった頃稜線2740m着。いっそう風が強くしかし気持ちはグンとハイに。いよいよゴールが見えた |
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お気をつけてとまた声をかけていただいたアベル父さんとEVA父さんと稜線で別れる。稜線上から滑るらしい |
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急登トラバースを回避しスキーを担ぐ樋口君。到着を待つ |
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11:50頂上アタックへ出発。あと160m、30分ほどだろう |
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おお、ようやく稜線の向こう側が。感激の劔。先週滑ったばかりの三ノ窓を想うハッシー撮影 |
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雪も緩んでアイゼン不要。でも柔らかすぎて岩の方が歩きやすくなっていた |
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12:15 2850mをこえもうわずかなのに腹が減って足があがらない。メシ食ってから行動まで時間があきすぎた。今度から気をつける |
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12:23ついに登頂2903m |
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よくやりました |
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樋口君も別に夏とかは山登ラー(のぼらー)ではないのに勢いでこんなとこまで連れて来ちゃいました |
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劔から槍まで展望 |
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ハッシー撮影 |
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ここまで来たら山頂滑降しかない。杓子沢にはコルからシュプールあるが |
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頂上ダイレクトならここをエントリだが、どうみても硬いな |
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残るは中央ルンゼ。一気に1000mを下る最大50度超えのハードバーンだが、先週のEVA父さんの記録をはじめ研究はしてきた。雪もこちらの方がはるかに緩んでる。 ここでしょ今日は、せっかく来たんだから。今日のこの好条件を逃して滑降できるときなど永遠にないかもだ |
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ハッシー撮影 いよいよ滑降編 つづく |
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