守門 大岳1432m
2010/5/1 単独
好天続きのGWだが今年は残念ながら遠出できない。かといって何もしないではいられない。ホームグラウンドの守門岳は市内から見るとまだ真っ白だが今まで5月にスキーで登ったことはない。林道の除雪が中途半端で、アプローチにおいてたいがい藪漕ぎが必要だからだ。今年は果たしてどうなのか?仕事が終わったらこっそりと午後から速攻で、偵察とトレーニングを兼ね行ってみてこよう

去年の4月はじめ並みの残雪。13:10発。よく晴れているが巷では風が強く停車車両5〜6台は少なめ

5月に大平まで車で入れないのは最近なかったような。橋ではスキーを脱ぐ

ノリ面はもちろんこんなだ。アイゼンつけて無理矢理這い上がったりしてはいけない

しかたなく林道どおりに大回り。歩いていれば5月はさすがに暑い

13:42、30分かかってやっと大平。歩くほどにいっそう山が遠くなるここも不条理登山道

今日はここからすぐ左手尾根にとりついて林道に上がってみる。さらに遠回りになるが行ったことない道の偵察もかねて

林道への登りはヤブもあったり雪も切れかかったりけっこう時間をくう

尾根上にでる

越後三山のながめ

14:07そしてようやくいつもの沢の入口。直登なら30分で来れるところを約1時間

しかしそこから先は真冬と同じに残雪があり順調に保久礼へ

14:45保久礼。そういえば小屋は2階建てだったんだ

馬の背上部の登りへ

遠くからでも認識可能となったキビタキ小屋

小屋上部で左手より稜線が合流

15:40つらい不動平への登り。この辺から風を寒く感じ、それまで半袖だったが上着を一枚重ねる

母川源頭

15:42頂上への最終ステップ。正直言って今日は仕事の合間に偵察がてら来てみただけで、雲も多くなってきたしテンションがあがってこない。最初から登頂する気はなかったし時間も時間だし・・。それは登りのつらさへの言い訳。この際一切振り切って頂上まで行こう

そうは言ってもここはもっともつらい緩斜面。ひたすら苦登に耐える

徐々に傾斜もゆるくなってきたら山頂まではわずかだ

15:55駐車場から2時間45分で登頂。けっこう疲れた。今日もまた上まで来ることができて満足

見慣れた展望、風が強い。さっさと準備して滑り降りよう。16:03頂上発

向かい風と悪雪のため思うようにスキーが走ってくれない

コウクルミ沢はまだまだ充分滑れる

コウクルミ沢側に降りてくると不動平付近からは支尾根がいくつも分岐し、この時期にはそれらにもトレースが残っているので迷いこみやすいから注意(概念図参照。間違えた軌跡あり)右手に母川と中津又山の稜線を常に見ながら下ってくるのがよい

キビタキ上部のヤセ尾根は沢への斜面をギルランデ&トラバース下り。いつもの戦略

残雪も楽しいツリーラン

馬の背斜面は先に亀裂あり、やめとく

雪が締まってくれるのを期待したが全然ダメで滑らず、ジェットコースターなしの林道はほどほど疲れる。沢は雪がぎりぎり付いておりまっすぐ滑って大平におりる

頂上から30分で大平着。ここからノルディックスキー

17:05駐車場着
今年の残雪は異常に多い。雪質が違うだけでほとんど冬と変わらない守門。5月の近場の山で、駐車場までスキーが楽しめるとはなんだか儲けもんの年です。リフト券代とかいらないんだからね。朝ならアイスでもっと滑って楽しいかな。あと一週間くらいは藪も漕がずに登り滑りできそう。でも田んぼを乗り越えるときにスノーブリッジが壊れ側溝に落っこちてしまいました。沢では要注意です
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