今日の午後から山スキートレーニングは「ねずみ薬師」だ。なんじゃそりゃ?旧下田村の八木ヶ鼻の対面にあるピーク。なんとそこにはスペシャルウルトラマイナー休業スキー場があるのだ。その名は「下田八木スキー場」。知ってた人いるかね?昭和42年開設で下越リーゼンスラローム大会が行われたこともあるという(参考)。標高が低かろうがなんでもいい。この大雪シーズンを逃しては滑ることは永遠にできないかも。行ってみるしかないでしょ | |
13:23八木前 13:40下田八木スキー場 13:50スキー場トップ 14:05鼠薬師頂上 14:40駐車場 |
|
登山道というか林道から入ろうとしたが道路工事中でふさがれてる。しょうがないから横から攻めることに。お寺の前に駐車 |
普通に車が走るし一生懸命働いてる人もいる平日昼間の一般道をいい年をした大人がスキーを担いでいき、雪に取り付く。スキーをはいて13:23標高100m出発 |
道じゃないのでこんな壁だが午後の暑さで腐ってるのでガイガシ登れる |
13:30登り切ると田んぼだろうか、広場にでた。スキー場はあの上らしい。それにしても今日は4,5月並みの気温。めちゃくちゃ暑い |
振り返ると八木ヶ鼻の絶壁と粟ヶ岳が美しい |
林道に合流して登ろうと思ったが途中の沢を間違って登りつめる。スノーブリッジは危ういが落っこちても死にそうにない浅い沢 |
13:40スキー場跡だ。というか休業中とのことなので今でもゲレンデか。右のピークが目指す山頂 |
なんらかの搬器が設置されていたのだろうか。それっぽい小屋が残されている |
ぐしゃぐしゃラッセルで7分ほどでスキー場トップに。標高は230mほど |
真正面からみる粟ヶ岳がやはり素晴らしい。上部の沢なら十分滑れそうだ |
こっちがねずみ先輩 |
細い尾根道はたとえ登れたとしても快適滑降は望めないだろうがあくまでシールで登頂するのだ |
一番の急斜面にやむをえず階段登行で。難所だ。 |
そこさえ越えればあとわずか。シールが今日も良く効く |
14:05頂上着。「鼡薬師山頂」の標識と雪に埋もれたベンチがある |
こちら側からの守門岳は荘厳な美しさだ |
粟ヶ岳 |
|
粟ヶ岳に向かって、シールをはずして滑降開始 |
強引に頂上からの尾根を滑走 |
横の斜面がよさそうに見えるがすぐ下は急斜面で亀裂あり。無理 |
一部横歩きで降り回転できないから尾根上を直滑降。ジェットコースターよりちょっとスリリング |
そしてメインディッシュのゲレンデ。湿雪だったからカービングスキーでも浮いてくれて楽しめました。でもホントにリーゼンスラローム(大回転)大会が? 2ターンでゴールか?最大瞬間斜度で30度くらいはあったけど。のどかな時代だったのかな |
ゲレンデ下をツリーランで田んぼに戻り、民家の裏庭みたいな斜面を滑り降りて14:40駐車場へ。今日も十分楽しいツアーでした |
それにしても登っている間ずっと「ぽーぽぽぽぽ」が頭について離れなかった。おそるべし下越のスキー場。なお大規模スキー場と違いこういうところはいつから滑られていないのかはっきりしないことが多い |
|