丹沢山1567.0m・札掛口

2023/12/10(日曜)

百名山でなかったら、そして暖冬でなかったら、さらにたまたま出張でなかったらたぶん来なかった山。人の少ない新潟から近めのルートを選択。長岡から相模原ICまでは3時間。広い無料駐車場標高450m5:57発


6:02登山口。寒気が入ってないせいか、とても良く晴れている朝なのにさっぱり寒くない。表日本の乾燥さと明るさも影響するのかもしれないが


丹沢と一口に言ってもやたら広くコースも過剰に多く登山地図をみても混乱の極み。丹沢山にフォーカスを絞り縦走も楽しめるルートを見つけたが、ここは圧倒的に登山者が少ないようだ


とても登山道はよい。木の根などまったくなく落ち葉のクッションもよい。最初急登をすこししたらトラバースで尾根に取り付いていく。6:28考証林分岐680m


その後760mまでちょっと登り、50mほどキレットを下る6:48


6:53本谷橋分岐。ただし通行止め。通行止めの道があちこち。事前に調べてもその辺の情報がまったく出てこないから困ったものである。人気ないコースだから仕方ないか


そこから道が若干不明瞭で急斜面をトラバース登り


879mを巻くように登りあがれば、きりっと長尾尾根ど真ん中を登っていくことになる


急登をすぎればあとは緩くて広くて何の危険箇所もない登り一辺倒。今日は暖かい


こういう道は新潟にはないね、というか山かねこれは。丘だ


右手には山頂だろうか。ずっと樹林帯なので完全に眺望がきくところがない


8:16 1241mピーク付近


8:19下山路分岐。上級者向とある。札掛に通じるがどうやら急斜面らしく時間もかなりかかるようだ


8:23ようやく単調な登山道が終わり階段あり


8:26ちょっと変化があって良い感じかなと思ったら


あとは新大日まで階段続き。ここにきて一気につまらなくなり、疲れる


ずーっと階段を登ると8:35新大日1350m着。ここでヤビツ峠からの道と合流、初めて登山客と出遭う。バス時間的にはまだ一般客が集まるには早いのだろう


ひと休みしたあと8:50発。すこしメジャーなルートに突入したらしく木道が多め


階段を見ながらせっせと登っていくと、8:56おや?


飲み食いできそうな小屋。こんなのがポイントごとにある。都会の山だ。気楽な登山ができるのだろう。なお昔の地形図にある新大日茶屋は寄付を募って取り壊し




登ってくると、おお、いよいよ出ました富士山。これがなければ登る意味はほとんどない、かも1396m


それにしても黒いな。やっぱ上だけは真っ白であってほしい


9:02登山道が崩落しミニ大涌谷。ただし大涌谷を見たことはない


急登少しと平坦な部分との繰り返し。遠くから小屋が見えるピークが塔ノ岳9:07


最後100m弱の急登で9:17塔ノ岳


紛れもなく表日本だねえ


思ってたより全然お客さん少ない。都会の有名どころだから北アルプス並みかと思っていたが


無風で暖かい。のんびりとここまでで終わりの人も多いのだろう


9:27発。しかしワシらは当然もっと先に行く


塔ノ岳までほぼ地形図のコースタイムどおりだったので、最後くらいは早足で行く


しかしここもほとんど階段。終盤にきて足が疲れるし息が上がる


10:07丹沢山登頂


ここもそれほどお客さんいない。350ccビール500円は格安とばかり思わず買ってしまう。ついでに登山バッジ500円も


山頂でビール飲むなんていつ以来だろうか。のんびりと休んだら10:56下山開始。来たとおりに戻る


しかし下山と行っても登り下りが多い。ビールのおかげで階段登りに息が上がって地獄をみる。自業自得。11:47やっと塔ノ岳に戻ると大勢の人。やはりこういう山だ


新大日までも多くの登り客とすれ違う。バス利用で下山口を別に縦走する人が多いのだろう


新大日からは打って変わってまったく人と会わない登山道をのんびり下り14:12駐車場着。車も2台しか増えてなかった

はじめて来てみたエリア。ヒルも多いしたぶん夏山対象にはならず、次来るとしても西丹沢。でもやはり12月になったら雪山がいいなあ

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