巻機山1967m

2023/11/26(日曜)
<データ>
越後湯沢:-2〜7℃


いよいよ雪。しかし毎度のこと大げさ予報よりずっと雪は少なめ。オオカミ少年になってはいけないけどね。しかし絶対今日は晴れる。だって新潟の予報は「曇り」だから。6:00桜坂


23日に威守松山から見たら五合目以下にはほとんど雪がなかったからほぼ初雪。トレースあり。岩を軽く隠す程度で雪の枝が覆い被さりで先行者は難儀だろうな


6:45


井戸ノ壁。この時期の核心のひとつ。岩がやたら多く、滑ってハッシー転落。みるみる深みにはまりジタバタしてたら若者スキーヤーに助けられた。大変ありがとうございました


7:22五合目


ブナ林ゾーンも全然ヤブ多く今日は登山道どおりに進む。というかトレースについていく。朝だけの雪の華が青に映える


深く掘れた登山道は雪で埋まり歩きやすいかも。しばらくなだらかな道


8:10六合目付近


そこから先の道もそこそこ雪で段差解消されており、今日は登りやすい方だ


8:43七合目。しかしヤブ多い・・


登れるけど滑れるんかい、って誰もが思うな。それにしても先行者が全然見えない。速いな。ラッセルの出番はなさそうだ。ゆっくり行くかと、初の休憩


上越国境。ひときわ目立つは万太郎


9:00発。鶴齢モードの標識が。土産に買って行きたくなる式だ


9:02


ほぼ登山道通りに登っていく


藪漕ぎの苦労はなしまた氷結も軽くクトーがあれば安全にいける


9:26八合目をすぎいよいよ


米子ノ頭稜線を下に見るようになると


出ました、数ヶ月ぶりの雪シーズンご対面。9:45九合目


9:54避難小屋


ラストの登りがんばりましょう。先行者が降りてきた。ラッセルのお礼をいうと、おだまきの人だった。さすが


10:24トラバース気味に登り山頂稜線。うって変わって烈風のなか、越後三山展望


強風で寒いけどこれも冬山訓練、飛ばされないよう我慢していこう


10:35山頂。やりました、今年は最初から登頂でき嬉しい


10:48滑降開始。登山道の方ははガタガタなので




直接米子沢へ下るいつもの稜線。ここはスベスベっぽく見えたがその通り




うーん


素晴らしいパウダーです


源頭まで滑り降り


11:13腹ごしらえをしたら登り返し


11:38九合目。ワシらのシュプールのみ。その後もスキーヤーが登ってたようだが誰もこっちを滑ってこない。勿体ない




九合目で再びハッシーを救ってくれた若者スキーヤーに会う。相当苦労して登ってきてどうやって降りようかと悩んでいたが、さらに頂上へと向かった。偉い


すでにこんな状況で雪も重いが滑れることは滑れる




しかし八合目まで


それ以下は試練。ひたすら試練の登山道滑り


12:27さすがに足にきて、六合目をすぎていったん担ぐ


だが下っていくと癒やしのブナ林がワシを誘う12:47


だが単なるヤブ滑降


ワナに気をつければそこそこ滑られる


さらに疲労度増しただけかもしれないが、ここは滑ることに意義があるのだ。13:04井戸ノ壁


13:39桜坂


まだ車で入れるが、朝には一緒に来るはずだったメンバーがスタックした車に遭遇し遅れてしまったと


越後の雪は重い。甘くみたらいかんということ。ワシらは無理せず西谷後に駐車。帰りも高速で滑れるし(しかし超疲れる)。シーズンインから楽しめた

11月での巻機スキー、というかちゃんとした(?)山スキーができたのは2017年以来。降雪が遅い年が続いたのだ。暖冬の今シーズンはむしろもう降らないということかも。チャンスを逃さずにということだろう

inserted by FC2 system