中ノ岳2085.1m

2023/07/02(日曜)
<データ>
小出;20.9〜29.6℃

梅雨時期、豪雨後の晴れ間はいつも夏日となるが、今日はその日。慣れた山で訓練へと。5:41十字峡440m発


まずはのっけからの急登。この山一番の急斜面じゃないかと思われるが雨のおかげで枯葉が流されており登りやすくなっていた。道もこんなに広かったかな。でも最初はゆっくりと


6:07ここの初心者はやっとやっとでたどり着いたらまだ一合目にトラウマ並みの先制パンチを食らうのだ680m。慣れてるワシらは動ずることなくペースを保つ。風も涼しい


6:16いったん樹林帯を抜けたりもするがすぐまた樹林帯に。この先がいやらしい


鎖場。何が嫌かって、濡れてもいないのにすごく滑る岩。一見滑りそうに見えないのが詐欺紛いに嫌らしい。とくにいつもは下山で苦労する6:19


6:32岩場以外も急登が続き一段落してようやく二合目930m


今日は良く晴れてるねえ。真夏のようだが風がホント心地よく、まだ夏本番ではない


しかも樹林帯で日陰の登りが多く無茶苦茶暑いとは感じない


6:53三合目1110m


樹林帯の登りと展望良い稜線歩きが3カ所ほど


三から四合目は比較的平穏かつ快適な登りでいける。しかしこんなに道が良かったかなあ


7:09四合目1269m。いつも残雪期にはここまでスキーが使える


そこからは急登


陽射しも強めになってきた。木陰が恋しく感じる7:30


急登をふんばって


出ました、7:37五合目。2時間内ならまあまあペース


ここまでくれば、だね


生姜畑へいったん下る。残雪が残っているがトンボも多く虫はいない。快適


しかし雪融け水であちこち水浸し。雨上がりでもっと靴が濡れると想定してきたから問題なし


7:48小汚い池を過ぎ狭く掘れた泥濘道を20mほど上がると


7:53六合目1548m


いよいよ登りですね。登りの疲れはない。問題は暑さがどの程度かだけだな


急登。これまで日陰でいい休み場がなかったので登山道だったが木陰で軽く休む。無給水で来たが渇きもなし。だが腹も減ったので熱中症対策にとヴィルダーゼリーを半分だけ飲む




8:17七合目小天上1670m。本日追い越したというか出遭ったのはこれですべて、わずか4パーティの7名。さすが中ノ岳。このルートの人気なさが良いねえ





上越国境の展望も最高だし花畑も部分的に素晴らしい。だがかなり暑くなってきた。撮影しまくってる暇はない。さっさと登ろう


八海山


ちょっとしたザレ場トラバースもあるがおおむね急登続き。木陰も少なくなってきた。終盤のこの辺りであまり暑くない時間に通過できないと相当きつい8:29


8:37八合目1830m


いよいよラストの急登


道も隠れ気味でやや登りにくくなり、暑さが加味されると不快感は沸点に


だがそれももう少しの我慢と、やや傾斜も緩んだ直登を突き抜ければ8:54九合目2000m


縦走路にたつ。虫がやたら多い


奥利根山塊。いいねえこっち側の景色は


九合目からは意外とある。初心者だと山頂サギに引っかかりやすいところ。私たちはダマされない


9:06登頂。やりました。ほとんどいつも縦走での登頂だったが、久しぶりに単体で中ノ岳に登った。ヘトヘトでなく登れたことで今日はそれだけでとても嬉しい


八海山に


荒沢岳


駒とみんながお出迎え




暑いし虫も多いから小屋へ


立派できれいな小屋。風通しもよく涼しい。十分に休んだら下山


刈り払いもこれからだし周回はまたの機会に


この山の日帰りでたぶん一番の注意点は、ほぼ下るだけなのに登りと同じくらい時間がかかるところだろう。13:24下山後、山には黒い雲があっという間にかかってきた。夏はご用心だな

周回もしくは縦走でなく山頂往復で登山したのは初めてだ

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