金山2245m・シゲクラ尾根周回
2023/06/18(日曜)
<データ>
白馬;13.8〜28.1℃
本格夏山登山開始。まだ梅雨真っ最中だが晴れて気温が上がる。熱中症警戒アラートも聞かれるほど。しかしまだ残雪期だし何とかなるかなと。7:22雨飾高原バス停前980mより出発 7:25雨飾荘より先は通行止め。山菜採り監視人あり 7:29 車道歩きに飽き飽きしてくる。もっと早くに出発すべきだったが前日も夜まで仕事あり無理だったしそこまで必要ないと思っていた まだ涼しく虫もおらず感じはよいのに、いまひとつ気持ちが乗ってないせいかペースがあがらず登山口8:24着。出発8:30 急登。下藪も多いがすでに朝露は乾いていて、靴を濡らさずに登れたのは遅発のメリット 9:10稜線1520mに出て緩い登りになったところで大きな物音がして動物が走り降りて行った。たぶん筍でも食べてたヤツであろう。9:38まとまった残雪あり1650m そこから目立つ岩場への急登、9:56ピーク1741mをこえる 少し下ったら その後はしばらく残雪ある沢の中へ。大変歩きにくい10:05 10:21沢の分岐はよく見ないと道を間違えやすい 10:38荒れた道歩きで精神的に疲れる。山菜採りならちょうど良い時期であり目移りする。その中途半端な気持ちが登山への集中力と気力をそいでしまう 10:41雪原あらわる1870m。この先は左ピークをこえるので左折だ 急登。あまり道の状態は良くはなく登りにくい。しかしそれより単純に暑くてとても疲れてきた 10:47頑張って階段を上る 11:03急登を登ってもまだまだ先はある1950m 11:12ゆっくり一歩一歩脚をあげひたすら登るのみ。こういう登り方になってはスピードはもう出ない。岩がみえてくる2010m 11:30そして雪渓2140m 大好きな雪渓も何故か今日は全然歩きにくい。普通の道を歩きたい 11:41天狗原山着。先行パーティあり、ここで下山すると 金山へは少し急な雪渓を下る。緩んでいるが滑り止めしていたほうが楽 どうせ金山まで雪渓が続き、あやういトラバースなどもあるから11:51 しかしワシは面倒なのでそのままで登る 12:07最後に来てこんな雪渓を直登する。ガシガシとステップを切る 12:14登った。山頂はまだ先。カモシカが待っていた 12:19金山登頂。疲れました・・ 焼山への道はちゃんとしているのだなあ 登ってきた道をまた戻るのは嫌らしいので、計画通り雨飾山への周回へと12:30出発 樹林帯の急下降、走るようにガンガン下る。ときに雪渓ありそこで沢に迷い込まないよう、稜線をはずさないで 写真はとても景色がよいが、ほとんどは景色のない樹林帯。直射日光があたらなくて幸いだが、虫は多いし標高下降につれどんどん暑くなる 12:46雨飾山はまだまだ低く 13:14茂倉峰1650m通過。道はそれほど悪くないが下り続けることで問題あり。ふたりともM社のほぼ新品ブーツにて足首周りが痛み靴擦れとなる。ひと休み13:18〜29 やっぱ他のメーカーのに比べアキレス腱部分が硬いというかクッション薄いと思う。ダメだな。残雪もあったのでメッシュ素材は使えないと思って選択したが、ロング山行には向かない13:30 13:49 徐々に雨飾が大きく 急下降は終わり13:43白倉峰1585m、13:58黒沢峰など通過するも、微妙な登り下りの連続でピークを確認する余裕もないほど精神的苦痛 少し下ってまた登り。登ってみるとその先にすぐまた登り、という感じ 熱中症寸前、というか熱中症かもしれない。ようやくと14:19大曲1610m。こちらは鋸岳方面への道 大曲の水場。ちょうろちょろと流れがありこんな水でもこの時期は十分冷たく、救われた。これがなかったら致命的だったかも あと一息、ひと登りなので頑張ろう14:35発 沢からの道、けっこう荒れてる。しかし見失うことはない しかし樹林帯の急登で先が見通せない。最後にきて本当に辛い。鋸岳展望あり 14:55急登つづき残雪あり1750m 来た道がよく見えた。辛いだけであまり感慨深くはない ようやくと先が見えてきた 15:19やっとのこと笹平1894m 大賑わいだっただろう山に人の気配はない 来た道を振り返る。やはり達成感も感じない。ただ疲れただけの道 あまり登山でそういう言葉は使いたくないが、今日は完敗だ。気力尽きて雨飾登頂はやめ下山15:27。疲れた脚で岩場を慎重に下る 16:05岩菅沢1448m それを渡ると少し登りあり。勘弁してもらいたいところだが仕方ない そしてゆるゆると下降し17:04登山口 木道を進み、最後の最後にまた登りあり17:15雨飾キャンプ場着。たかだか10時間行動だったのに最近経験ない疲労度だった。身体ができてないね |
金山登山口まで車が入れるようになったらおそらくやることはないだろうコースどり。雨飾山あなどるなかれ、だな |