袴岳1537.3m・守門周回

2023/04/23(日曜)
<データ>
守門;2.2〜14.4℃、積雪0

あえて守門。日曜晴天の朝に信じがたいこの駐車状況。7:26二分発。空いてるとは思ったがここまでとは


まだまだ雪多いのに見切り早すぎ、冷たいねえみんな、とは思ってないが今日はいくつか目的があってきた。二口へ向かう


守門大岳ならさほど苦労なく行けるだろうが、飽きた。袴岳にスキーではまず誰も選ばない夏道でいく。というかそれ以外にもう登りようがない。7:55二口500m


これから先にそなえ、担いで夏道をブーツで歩く不快さに慣れるのが第一の目的。これを変質者という。8:00登山口


急登。岩混じりの登山道、やや不快だが枝が立っているからよい


8:21猿倉山コル670m




乗り越して急登へ。雪が断続


急登からトラバース登りになる。けっこう大変。ギリギリの雪と枝とで不快度アップ。こうでなくては訓練といえず


ただし虫がいないくらいに気温が低めな日でマックス不快にならず、こうなるとひたすら担ぐ体力勝負


9:00谷地平870m。つらい急登のあといきなり現れる景色に感激。残雪のこの地を訪れるのが目的のひとつ




そこから板を履いてひと登り891.6mピーク9:14


しかし予想通りその後は陽当たり良いヤセ尾根にて雪は途絶え再び担ぐ9:17




中途半端に雪が残ってるととても危ないが、よく固まった雪にて今日はまだ安全そうだ




アイゼン不要な程度に、埋まることも崩れることもない


しかも風が冷たく、陽射しの中ではむしろ快適。9:45蟻の門渡り訓練970m。ただなかなか高度があがらない


急登岩場をがんばって




1020mにてようやく完全雪山に10:06


大岳尾根は全然快適そうだなあ


ようやくと山スキー開始


まだそこそこ急登もありクトーを使わないといけない。この尾根はたしかにスキー向きではないな、大岳展望


やがて緩斜面となりガンガンと登っていく


10:58大岳からの稜線道1420mに。思ったより風もなくノンビリと


稜線歩き


ギリギリで板を外すこともなく


11:13青雲岳をこえ


最後ひと登りで


11:24袴岳登頂


硫黄沢源頭。快適そうだが、先の見えなくなった急斜面で雪は分断されている。黒姫も上まで来ればまだまだ楽しそう


袴腰方面


大原コース。越後三山展望


大岳。しかしそれにしても人がいない。たったひとり同コースで登ってきたのみ。こんな静かな守門がいいのだ


11:41滑降開始




フィルムクラストありの完全ザラメ


非常に良く滑る雪で、全然荒れてなく楽しい




11:54大岳コルへは夏道が出ている


なのでいったん中ノ高地沢へ




ザラメ期楽しい急斜面




下まで行くと滝が出ているし、登りも雪が断続で苦労しそう。途中から大岳斜面へトラバース作戦


残雪期はトラバースしてこそだね、というかトラバースしに来てるようなもんだよ。・・・そうでしょうか


遠目よりも斜面は荒れてガタガタ。当然だけど相当急だし


正面の斜面から来た


しかし登り返すことも藪に引っかかることもなく


12:23見事コウクルミ沢1150mへと着地。この沢も相当荒れてうねっていて、もう滑りにならなそうだ


12:37休憩のち登り返し




12:53不動平1260m。直下はヤブが濃いが、あとはいつもの大岳スキー


まだまだ快適


キビタキ付近はいつも気持ちよい





馬ノ背上部から母川へと降りる




もちろん沢はずっと割れているが、斜面はべったり雪がついていた


13:21完全トラバースで保久礼まで滑ってこられたがもう最後だろう


長峰林道を少し下って


雪付きのいいところで沢へと入る


ところどころきわどいがなんとか沢を渡って


滑ってこられた


最後すこし藪を漕ぐ。しかしここはそのまま陽当たりのよい沢へまっすぐ下るのではなく、すこし林道を先に進んだ方が雪渓の残りがよいと思う


しかし漕ぐほどでなく跨ぐくらいで大平に出る14:19


車道からの展望を楽しみつつ15:00二分着。いつもの守門、違った味付けで十分楽しめました

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