月山1984m・北西面
2023/04/02(日曜・3名)
<データ>
肘折;-2.9〜13.0℃、積雪145cm
湯殿山スキー場山頂積雪250cm
快晴予報。Aさんお勧めの誰も行かないだろうロング月山ツアーへと。湯殿山スキー場530m発6:05 みんな脚早いのでスキー場をあっという間に登る。ダラダラ緩斜面は多分品倉山へのトレースたくさん。ガチガチで板が走るせいかスピードアップ6:40 ついていけん・・というか今日は長丁場だしセーブだ、というか実は二日酔いです。。朝のガチガチバーンはなんと言ってもトラバースが嫌 品倉山を巻いて濁沢950mに下りる7:22。このまま沢を詰めたくなる感じだが左手の尾根に取り付いて山を越さないといけない 尾根に取り付く。ここは急斜面のため段差もあり、雪も切れ始めてる 7:39そして急登すこしだがとにかくガチガチトラバース混じりが嫌らしい 7:52広い稜線1100mに立つ 素晴らしい雪原台地と展望。鳥海山だ 右手は月山の前衛、姥ヶ岳からつながる峰々 あまりに山と台地とが豊富でこれまで見たことないような風景。新潟にはないな そこから1302mまで軽く登ってトラバース作戦 田麦川をめざす すごいね 8:46田麦川左岸台地へどこから下りようか エッジのほとんどが雪庇と亀裂のためこのワンポイントでしか下りられなかった。そうでないともう100m下まで降りないとだった。ラッキー 8:50田麦川左岸台地をすこし進んで 田麦川を覗く。こっちからは急すぎて無理 源頭部を回って難なく田麦川1200mへ降り立つ8:56 9:10さてようやく山頂への本格的な登り。カロリー補給して頑張ろう。この辺が西補陀落らしい。修験者の霊場、月山の秘境 雪はなかなか緩まない。なだらかなようにみえるがガチガチでクトー必須 9:42稜線1450mに出る。山頂が目の前に 池マークのあるあたり。この辺は平和9:53 あとはなだらかそう、このまま順調にいけばあっという間だな しかし見た目以上に急になってきてやはりガチガチ 10:16 1640mでついにスキーをあきらめアイゼンに10:31発 風がないのは幸いだが、荷物も重くなりアイゼン歩行自体に慣れてないので辛い 滑ろうしている斜面。まだガッチガチぽいね 休み休みしか登れないがようやく姥ヶ岳からの稜線と合流1890m11:09 登山道も合流するが雪が切れてる 11:22そして山頂台地。あとわずかだが我慢できずスキーを履く 11:30山頂着。やりました、とにかくアイゼン登りだけは疲れたわ・・ 滑降する北西面、標高差800mほど。頂上から雪は完全には連続してない しかもガチガチ。写真よりはずっと急 なかなか緩みそうにないな |
11:58 山頂滑降 雪が切れているため板を外し笹川源頭へ。なんとかエントリできそう。まだガチガチだが、なるべく手前のブッシュギリギリで、より西向きバーンを狙う。相当微妙だが 実際は滑ってみないとわからない。慎重になんとか突破。谷中央の左右で雪のコンディションがまったく異なる こっち側はまあまあ滑られる こっち側はガリガリ しかし滑ってくると慣れるもので、しかも高度も下がって自由滑降へ ガンガン行きます 楽し〜 完全独占というのがいいね 斜度もかなり緩み普通にスキー場 楽しいです。良く滑る雪だけどこれだけ滑ると疲れるし暑い。とにかく谷間は暑い。1250mまで下って 雨告山(あまもりやま)に向かってトラバース 12:45雨告山手前コル下1240mで休憩。風も人も動物の気配もなく、実にのんびりだ 13:11登り返しはわずかでコル1300m そこから田麦川へと大斜面滑降。ナイスザラメ 滑って下りていっても、どこまでもとんでもなく大きな斜面が広がってくるからビックリだし嬉しい 13:44田麦川1090m 13:52登り返し 登った稜線とシュプールがよく見える。今まで全く意識しなかったが、このバーンは日本海からもよく見える 見納めか たぶん最後の登り返しと思って頑張る 台地にあがってしまえばこっちのもの 14:26台地1330m、そこから一気にトラバース移動し1302mピークを巻く 14:40その下はまた素晴らしいザラメバーン。完全スキー場だね すごいです 濁沢960mまで下りてきて 14:54沢割れがあったがギリギリ通過。これから後はもうダメだろう。なお行きは左岸を登ってきた あとはダラダラ滑りでスキー場へ無事帰着15:15。楽しかった〜。雪は消えてしまうけど、毎週いい天気が続くね |
沿面距離23.7km、累積標高2200m |
こんなルート思いつくのはこの山域に精通してるAさんだからこそ。9年前に訪れている。この平面距離を越後の山でやるのは脚も時間もちょっと無理だろうな。だから考えつかない。東北山スキーシーズン全開 |