金城山1353.8m

2023/02/23(木曜)
<データ>
津南;-4.7〜5.6℃、積雪202cm

かなじろやま、である。秋山郷わずか4軒の見倉から小松原湿原への通過山だが地形図上山頂には登山道が通ってない。下界からなかなか山容もおがめず、写真もあまりあがってない


ほどよく新雪が積もり天気もまあまあの日、ワシらスキー里山発掘隊はあえてこの不遇の山に向かう。見倉展望台の手前で広くなった路肩に駐車、雪壁を這い上がって7:25発650m


地形図どおり林道が走っているがショートカット。なお車道からの林道入り口に駐車スペースはない。林道はまもなく終わって


いきなりの山壁、たぶん核心だ7:36 どこから登ってみても激急登は避けられそうにない


じんわりと斜度があがり、右が良いか左が良いかと登路をさぐる。地形図よりも凹凸あり


どこに行っても最後の最後は相当急そうだ


結局は登りやすいオープンバーンとそのわきの樹林帯をいく。大雪の前19日は雨だったから低山の樹林帯なら結合良いんじゃないかと踏んでたが、その通り


ザラメにならないうちに雨でグサグサに、そこにまた積もった雪。底は柔らかくステップが切れる


それでもオープンバーントラバースは避けたいのでなるべく樹林帯から稜線ぽいところへと。しかし稜線は段差が多く結構大変。雪が崩れないから登れた






雪質よくクトー使うことなく激急登の末、


8:57稜線1100mに立つ。ここに上がってしまえばこっちのもの




広い稜線は楽園感いっぱい


全然サッパリしない山頂へ向けてゆるりと登って行くのみ。風もなく音もなくノンビリ


左手の広い稜線へとうつる


傾斜はゆるいがそこそこの登りではある。危険箇所もなくパウダーを踏んで楽しいスキーツアーだ




ただこれといって目立った山の景色が近くにないことが残念っちゃ残念。越後三山が後方に小さく見えるだけ。本当にこの辺を好きな人しかつまらないかもだな




やがてさらに斜度がゆるみダラダラと進んで


どうやら一番高いところ9:59金城山登頂


高い木も多く周囲展望もあまりない。テント場だ


かろうじて登ってきた方向におなじみ越後三山や守門。まだまだこれらの山の方が近い場所なんだなと納得


腹が減る前についてしまった。天気の心配もないが、雪が良いうちに滑降だ


スススイ〜


パウパウです


ほどよい新雪、曇りがち。今日はこの辺の山はどこでも楽しいスキーだろう




やや急なバーンをおり


いったん稜線歩きで


1100mへ。斜面を見ながら戻ってきたが藪がかなり濃く、結局は登ってきたルートが一番滑りやすそうだ。ただし猛烈に急だけど




雪崩れないからマシでしょ。一気に行こう


良い雪です




ツリーランのあと


下までつづくオープンバーンが本日のハイライト




大変楽しい


が、下になったらまだモナカ


ツリーランに切り替えてプチパウダー


よく滑る


正面オープンバーン滑ってきました。シュプールが見える


さっと滑って車へ10:59着。こんなところ絶対誰もいないだろうと思っていたが、見倉手前に関東からの車がありザックとスキー持ったヒトが立っていた。さすがBCブーム、というべきか


何にせよ、人の気配がないのが一番だな

雪の良いときでないとなかなか登り切れないかも。小松原行きのツアーか、単にマニア向け

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