ノミオ沢

2023/02/05(日曜・3名)
<データ>
越後湯沢;-2.9〜3.2℃、積雪126cm


ちゃんと全力でパウダー滑降するという目的にノミオ沢にいく。ピークハントとかハナからする気なし。バックカントリーと言われても仕方ないか。。8:17清水集落610m発


柄沢の橋には駐車1台のみ、西谷後も20台もなかった。昼から晴れるんだが小雨でもあり予報が悪すぎだったか。昨日からの新雪がほどよく積もった底付きパウダー


たった一晩とはいえトレースないところのラッセルはそこそこのアルバイト。やっぱポンツーンだったかな。8:38一橋大学の小屋脇を橋で渡る


ノミオ沢に向かって徐々登っていく。普段は誰もいないところ前日のシュプールや本日も先行者あり。けっこうヒトが来るようになったかな


先行者を追い越す。柄沢山方面に行くとのこと。ワシらはちょっと特別のルートで行くので、と別れる。左手の尾根をとることに 900m9:14


ザラメの上に積もる新雪。シールが非常に効きにくい。雪崩もあるが滑落のリスクも大きいので樹林帯を登りたいと思ったのだ


しかしそれでも沢と違い、尾根は狭いし段差がところどころあって非常に登りにくい


10:28激急登が一段落した1230m


だがまだまだ急登は続く。少しずつガスが上がってきたか


ひたすらラッセルに励むヒトたち。ガスも晴れ気持ちよい冬山光景


そしてワシが楽園としている1370m台地にあがるとちょうど晴れてきた 10:54


いいねえ、癒やされるねえ


あとはパウダーが続く限り緩斜面を登って終わりだ


しかもどんどんと晴れてきて暑いほどに


出発も遅めにして見事好天を引きよせた。嬉しいね




しかも無風。どこまでクラストなしの完全パウダー


おおっ


巻機も晴れた。単独行者がニセ巻に到達しようとしていた。頑張るなあ・・




さてそろそろ、この先は急でシュカブラゾーンだ


11:37 1620mにて登り終了。この先も登れるようにみえるんだが、必ず行き詰まるのだ。登るならそろそろアイゼンだ


しかしこの天気に明確な山名も山頂もない滑られない稜線まで行く意味はなし。何度も行ってるし。腐らないうちにパウダー大滑降へ11:50










最高!






これ以上ない貸し切りゲレンデです


下の台地までリフトがかかったらバックカントリーヤーだらけだったろうな


どこまでも軽いパウダー、ってパウダーってのは軽いのを言うんだよ


大源太、清水峠、谷川方面




登ってきた尾根を下る


ちょっと密な樹林帯だが雪が良いから楽しい


しかし尾根は狭いので1150mから沢へと。なんとボーダー2名が滑っていた。ヒトが来るようになったなあ・・


ドロップ。これがまた素晴らしい急斜面




ガンガンとパウダー滑降。深すぎず雪崩れず




しかしスピードが出まくって、まともな写真が撮れない








バッチグーで楽しめました。いつものノミオ沢本流より全然いいね


沢の出合は非常に平和


最後までパウダーが残るのは今の時期だけ


大ゲレンデを清水まで一気に滑りおりる12:36着

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