雪倉岳2610.9m
2022/08/06(土曜)
<データ>
白馬:20.3〜30.1℃
朝5時過ぎの蓮華温泉駐車場。いつもに比べ車が少ないような・・土曜はこんなもんなんかな。しかし驚くべき理由があった。5:14出発 県北豪雨災害のあと、大気は不安定。昼からはガスと雷雨予報。なるべく早く稜線から降りてきたいもの。しかし最近パワー不足で3週間前も途中でやめしかも怪我したところ。果たして・・ 5:24キャンプ場。こんな明るいうちにここを出るのは滅多にない 5:39しばらく単調なトラバース道。木道がとにかく嫌らしく濡れていて滑る。前回はそれで重傷を負ったのでトレイルグリッパーも新調し、慎重に通過 6:15瀬戸川1470m いよいよ登りだが最初から下藪がひどい 少し登ればしっかりした登山道に。急登を50mほど上がるとあとは緩く稜線を歩いていくのみ ときおり下藪を漕ぎ、そして枯れた沢のガレ場道をしばらく 7:05稜線1760mまで上がったところで稜線左にトラバースし、小さな沢を渡る。ここから延々とトラバース道になる こんな感じに左手に小蓮華山からの稜線を眺めつつゆるりと登っていく しかしすぐ先に一番の藪7:15 初めてここに来たときにはこれが続いたらどうしようかと心が折れそうになった しかしひどい藪漕ぎはわずかでまた明確な登山道へ 7:34展望台1941m横 坦々とトラバース道、ときおり下藪がひどく道が見えない 斜面崩落もあり、結構危ない 7:43本日はじめて雪渓の残る沢1920m その沢から稜線を乗り越えると 7:48神ノ田圃1910m さらに平坦な道をすすむと左の谷に最大の雪渓が出現8:00 8:01比丘尼飯場 8:04雪渓のおかげで沢の徒渉なく、アイゼンも使わず通過1950m もはや下藪よりも花畑が目立つようになる 8:21前回引き返した2050m雪渓。ここは雪渓と岩の景観と、雪融け水も流れていて大変雰囲気よいところだ 雪渓は小さく、下部をアイゼンなしで渡って対岸に取り付いて登った 花畑の急登 8:32最後の雪渓2120m。鉢ヶ岳につきあげる谷だ。さほど急ではない。ノーアイゼン ジグザグであまりよいとはいえない急な道をふんばると 8:40鉱山跡2170m。ブヨも多いが蚊取線香つけて8:55まで大休憩 ちょっと疲れてきたがここからが花の楽園道だ。元気出していこう 9:02まずはご褒美の「うまい水」でのどを潤す2210m 単なる融雪水でないから大変美味しい しかし徐々に急登になり、陽射しもあり体力を奪っていく 9:12フラワーロード。まだまだ全盛期という感じではない 9:14一気にひらける2300m あいにくガスが目立つがそれでも天気予報よりは良さそうだ そこから鉱山道分岐2480m稜線までのザク登りがきつかった・・9:37〜9:43休憩。雪倉は遠い コルまですこし下って鉢ヶ岳トラバース道になると今コース一のフラワーロード 夏山Joyだ 10:05雪渓通過 ちょっとした丘のようなガレ場をこえると ようやく目の前に雪倉岳の全容が 10:19避難小屋。この周辺も花畑が素晴らしい 最後の登りへ。さほど急ではないが、疲れてきたのでゆっくり行こう 10:41ひと登りしたが山頂はまだ先 10:46ついに登頂。やりました、頑張りました。コースタイム的にも、また道も悪かったから朝日岳よりキツかったです しばらく待ってみたがやはり晴れることはなく、11:08下山 鉢ヶ岳トラバースから 鉱山道なんてすぐそこじゃない、と山スキーヤーの悪いクセで2400mから雪渓を下って一気にワープ 下山路も長い。すると1700mで刈り払いをしていた。やはり道が見えると歩きやすい。いよいよ鉱山道も一般オープンか。14:34〜45瀬戸川、15:34駐車場着。疲れた |
疲れを癒やそうと蓮華温泉に寄ってみたら、なんとコロナのためスタッフが揃わず臨時休業という。道理で車も少なかったわけだ。この大事な時期に気の毒なことだ |