妙高山2445.8m

2022/05/08(日曜)
<データ>
関山;6.7〜14.5℃

最初から雪で埋まっていたので、7:39笹ヶ峰林道の涸沢出合1340mから出発。しかしまもなく堰堤7:50


沢も倒木、枯れ枝が多く不快。右手の尾根にはいるが藪あり


こんな快適なところはほとんどなく、藪と雪切れでけっこう苦労する


沢に戻る


8:07乙妻斜面はまだまだいけそう


薄氷を踏むようなところもあるが、昨日の暑さから今日はかなり気温低下しガチガチ


沢音が近いとやはり怖くそろりそろりと行く。滑りは楽しそうでないなあ


8:43先に見える滝1670m 右斜面を登ったが、どうやらこの辺でハッシーがカメラを遺失。行く人などもういないだろうが万一見つけたらヤマレコなどでご報告を。御礼いたします


9:00その上からは沢もきれいになってくる


9:09休憩1800m 稜線もみえてあとはひたすら登るのみ9:24発




広い尾根にあがって登っていく




景色があまり変わらず(・・でも素晴らしい)、登り一辺倒の辛いところだが、斜度もゆるく何も考えずに行けるから自分にとっては疲労度は小さい。しかもあまり暑くなくてよい10:09




10:46外輪山稜線2347m着


いきなり出てくる妙高山。もう南面ルンゼ滑降はないね




雪庇のないところへと移動し、カルデラへ滑降11:00




急だがシャリシャリのナイスバーン









楽しく滑って、カルデラ大正池2100m


妙高山登山口へと平行移動。表面クラストしてよく滑る


判断ミスで登路を間違え行き詰まり、登山道沿いに登り直す11:53 30分のロス


雪渓はちょっといくとかなり急に。藪も下からずっとあり、ワシはスキー登高したがアイゼンが最適。急斜面ゆえ苦しんで登ってもなかなか標高があがらない感じ


山頂直下の雪渓。板をデポし、ワシはそのままアイゼンも履かずに登り詰めてしまったので大変苦労した。ハッシーは左手から登山道へ入る12:14


雪渓上端から


12:38雪渓を渡ってと


12:44登山道2400mに出た


山頂直下は雪渓




12:50ようやく登頂。積雪期はたぶん初めて。しかも曇りがまた晴れてきた


絶景


北アルプス全山展望


北地獄谷。一気に滑っていけそうだ


ゴールデンウィークだというのに今日は見渡す限りまったく人の気配なし。晴天の百名山なのに。下山開始13:05


アイゼンからスキーへ




さすがにこの辺はブナの影響もなく快適滑降


ツリーランのあとは


スキー場よりも広いウルトラオープンバーン


妙高らしくて楽しい。妙高山は登山目的だけとの評価もあるが、その周辺も結構滑り甲斐あるものだな


13:36長助池1950mまで滑り降り




アイゼンに替え、雪庇のない大倉乗越へ我慢の急登へ13:41


グサグサなのであまり怖いことはないが、いかんせん疲れる・・


14:11登りきった


一休みし14:20大倉乗越2140mから黒沢池側へ


そこには雪原が広がる。ここまでくれば笹ヶ峰には降りられる。あとは三田原山まで快適シール登高でいけるか


とは簡単にはいかない。遠目には恐ろしげな雪庇やクラック




それでもまだ問題なくいける


途中から滑降バーンがよく見える




15:00ところが三田原山までもう一歩というところで、最大難所あり


雪壁を乗り越えると


完全藪漕ぎ。試練多いなあ


しかしあとはシールで三田原山まで


なかなか一筋縄ではいかない時期だな。火打、焼、今シーズンはもう来ないかもしれないからさようなら


15:30三田原山2360m通過


最後の最後にまだ難所、というか危ないところ


これをこえ2340m、そして登路の涸沢上部に合流


ようやく戻れるぞ。15:52発


稜線直下は大滑降。溝もなくまだまだ楽しめる斜面




登ったとおり沢でなく尾根を滑る


よく走り快適


だが次第に凸凹が目立ち


涸沢へ入る


スベスベだが沢は狭く快適とまではいえない


さらに険悪に。しょうがない。スキー使えるだけマシ


さらに木の枝がうるさい。こんなにひどかったかなあ。しかもやはりブナで滑らなくなった


だが下りは堰堤渡りもスキーで突破。ついでに板を洗って


16:55着。ああ疲れた、けど静かで天気良く楽しめた

妙高の登りはいつもきつい。涸沢はこんなに悪かったかなあ。いつも快適滑降だったが、時期遅れだったかな

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