深沢ノ頭・米子頭山1790m稜線

2022/02/26(土曜・4名)
<データ>
湯沢;-2.6〜6.4℃、積雪270cm

巻機山二子沢水系で未滑降の最後の沢、深沢を絶好の日和にめざす。西谷後には路駐30台満杯。いつもの柄沢橋608mから7:05出発


23日の大寒波後も予報ほど晴れはつづいておらず、新雪ラッセルで林道をショートカットしつつ7:53桜坂手前トイレ。しかしパウダーも今日がラストかな


米子沢左岸を進む。本日目指すは正面の大きな沢、登る尾根は右岸。こちらに入ってる形跡はなし


8:21深沢堰堤850m


尾根登りへとりつく。巻機はどこから登っても井戸ノ壁的な急登がある。ここも1250mまで急登を頑張れば展望が開ける


軽いラッセルありも、むしろガチガチでなくて良かった


相当な急斜面にところどころやや雪面が硬くなってきて、二人がクトーを使ったが、なくても登れた


9:32急登を登り切り展望が1250m


いやー来ましたねえ


上越国境の山々


柄沢、ノミオ沢方面。正面の尾根をたどった先が深沢ノ頭


一休みし大展望を満喫したら緩い登り


10:23森林限界の1410mをこえると巻機山展望。登っている人が上から下まですっかり見渡せる。巻機好きにはたまらない


ワシらの行く手。守門大岳のよう。視界良く風が強くなければ難なく行けそう。だが稜線直下は厳しいね




右手が深沢。どんな雪質か


もっと硬いかと思ったがこの天気に快適な雪質。新雪を踏んでどんどん進む1590m10:55




いよいよ稜線登り、最後の急登


11:05モナカでもなくそれほど硬くない雪面1670m。これなら深沢も快適だろう


一気に増す高度感。これで全面ガチガチならスキー履いて登る気しない。たぶん今日くらい気温が上がるときでないと無理そう


しかしやがてガチガチが目立ってきて






1760mシュカブラゾーンになり登っても滑られそうにないため板をデポとす11:16




11:32アイゼンで再出発。風がないのが幸い。アイゼンがガッチリ効くようなアイシーなバーンではなく


ツボ足だとところどころ深く埋まって歩きにくい。しかしアイゼンでこういうシーンを歩くとものすごい高山登ってる感が楽しい




いいねえ、どこのアルプスか海外の山かって感じ


魚沼の里山をちょっと抜けただけですよ


そしてようやくと


11:43上越国境稜線深沢ノ頭へ到達


稜線東側。案の定斜面も素晴らしい。板持ってきましょうか、とか言うが、当初滑る気でいたのだがこの天気に雪が腐らないうちにメインの深沢をいきたいのもあり本日はパス


米子ノ頭と巻機。ようやくと米子沢を滑ってくるチームがいた


いつまでもノンビリ出来る天気に大展望。しかしワシらも滑るのだ。11:53下山


それでもときどき立ち止まり展望を楽しむ。富士山も見えます


12:12滑降開始。問題はどこから深沢へとエントリするかだ




それより上部はシュカブラゾーンにて、1700mから急斜面をトラバース




40度以上ある斜面だが雪質が良かったから雪崩れたり滑落することなく無事トラバース


複雑な地形


深沢本流へ。上部からのぞきこむ。どこでも滑られる




では一気に行きましょう











風のためか波打つ斜面もあるが、おおむね斜度も適度で一定、広さは申し分なし。最高のバーンだ












1300m付近でメインバーンが終わりいったん落ち着く


緩斜面のただっ広いまるでスキー場のようなコース




その先、ノドのようにやや狭まって右へと曲がる


だが一瞬でまた沢はひろがる。雪崩れてくるような壁も枝沢もない


そのままボトムへ





日陰はまだパウダー


もう出合


12:42堰堤。重いストップスノーラッセルになってしまった。登りでここまでトレースつけておけば良かった


トレース上はよく走り夏道へ12:49


橋から眺める


シュプールしっかりあり。最高でしたね




13:02清水着

登り尾根は比較的明瞭。エントリがちょっと難しいかな

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