阿寺山・1000m地点
2022/02/23(水曜・4名)
<データ>
湯沢;-3.6〜−1.0℃、積雪315cm
八海山スキー場山頂積雪380cm
今季最大そして最終寒波だろう、圧倒的な積雪量。まだ降り続く日にまともに滑られる山を知らない。相当な急斜面、積雪も控えめで雪崩れないツリーランしかない しかも除雪に邪魔にならない広い駐車場があるところ。というわけでゆっくり集合し、8:00広堀橋380m発。出鼻から底なしのラッセルがきつい ところどころ杉林の中をいく。幾分ラッセルは楽 しかし林道は腿ラッセル。相当冷えているがここは本場越後、雪は軽くない。しかもどんどんと衣服も濡れていく 先頭はきついが全然進まないので後方は全然楽。しかしそのために身体が冷えてしまう。9:04ようやく尾根とりつき 林の中の急登へとりつく。しかし容赦ないラッセル ひたすら頑張る。しかし4人いると全然楽だ。時間さえあればいつまでも登っていられる感じ しかし寒い。手も腿も冷たい。滑降もあまり期待できない。これではモチベーションを維持できない。鍛錬として登りに専念しよう・・ 10時頃急登をこえ700m通過、そこからは稜線歩き。段差が多く吹きだまりに苦労しつつ乗り上げる 胸ラッセル ドクターやハッシーは背丈のハディもあるが、LINE145cm。そんな板でよくラッセル回せるものだ。腿上げトレーニングなんだと 雪はちらほらで視界もあり。しかしこの稜線は雪があっても藪が濃いんだな 最大難所880m段差。乗り越えできず ポンツーンで突破 その先から広めで緩くなるが、緩斜面のぶん積雪は増えてさらに重くのしかかる 久しぶりにこんなラッセル。鍛錬というかシゴキというか・・・こんな日は不要不急のことはしない方がいいわ どこまで行くんですか〜。じゃ、キリのいい1000m台地にしましょ。もう昼だし 最後急登を踏ん張って11:43に1000mに到達。ここでやめる 滑降といきますか11:54発 急斜面はちょっといけるが 緩斜面でトレース滑降しか許されない 880m段差 狭い稜線は急になり藪滑降可能 だが稜線左手はところどころ大きな雪庇があり崩落する。段差ではストップしてしまう 700m以下がいよいよお楽しみ急斜面 フェイスショット連発もほとんど直滑降 深雪なのでバランスとりが必要 ポンツーンは快適 直線的に一気に行きます すこしは楽しめたかな。なぜかパウダー滑った感なしだが 12:18いつも快適な帰りの林道も、全然滑らず苦労 12:30着。やはり今日はほかに誰も来なかった。不要不急にもほどがある |
魚沼厳冬期ラッセル訓練。ラッセルはまだしも、定番の湿雪で身体が濡れまくり寒くて仕方なかった |