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2022/02/20（日曜・5名）
<データ>
湯沢；-4.2〜2.8℃、積雪240cm

夜間からの降雪は思ったより少なかった。降りすぎずこのくらいがちょうどよい。さほど冷えてもいない。雪がぱらつくなかを3名で小屋出発7:38 仙台からわざわざマンボウの新潟に来たS嬢をもてなすには山小屋なのだった。井戸尾根全景。急登手前の松の木をめざして直登する 松の木 桜坂からなら昨日のトレースもついているし斜度も緩いから登りやすいはずだが、せっかく新雪が舞う冬山に他人の形跡をあまり感じたくない 平坦な田圃（跡地？）を過ぎると急登となる。新雪はそう多くなく底も硬くない。それにしても朝日連峰で培ったS嬢のラッセルは強力であっという間に先に 8:14夏道稜線にでるとやはりしっかりとトレース。井戸ノ壁にさしかかるとスノーシューは直登だしスキーはほぼ平行移動みたいな感じでどちらも合わない。ほとんどラッセルして登る クトーも使わず登り切ってブナ林。ここで本日西谷後から登ってきたドクターQとシモちゃんと合流8:47 いったん休憩したのちガンガンとラッセルし先導するドクター。ここは天気悪いときのいつもの遊び場、里山なのだ 9:43森林限界に達する。ドクターは厳冬期必ずここで終了としてる。ここまでが里山でこの先はアルパイン まだホワイトアウトでもないのでワシは先に行って偵察。七合目下は何もない大斜面で滑られれば楽しいはず ちょうどよい新雪が積もっており登りやすい緩斜面。風もさほどでなく、待っていると2人が追いついてきた 10:09七合目1550m　この先はまったく視界なし 10:20滑降開始 ところどころ立木があるし写真ほどは視界悪くない ただしあっという間 ドクター、シモちゃんはすでに滑り降りていた。ワシらもパウダー祭りへ 素晴らしい。底も柔らかく本当にベストな新雪量。これ以上積もると下りラッセルだ。ワシらはドライパウダーだと思っていたら、S嬢は重い雪だと漏らした ブナ林へ 快適以外の何物でもない そして井戸ノ壁。登路ではなく、より西側の急斜面へと ところどころ急斜面ゆえのデブリが少しみられるが 立木も多く陽当たりも悪いせいかまっさら雪面が保たれており ツリーをかわして滑るのが実に楽しい 斜度も緩み 登路へと戻ってそのまま小屋まで滑り込んで10:50終了。30分の快楽だった 小屋で休んだら12:45出発、吹雪に。西谷後13:00着。今まで滑ってきた中で最上クラスの巻機だったが、本日はワシら以外に登山者なし 前日晴れのち曇り、西谷後15:34発、小屋16:16着。シュプールたくさん

青が登り。GPSが作動せず。厳冬期にはたぶんこういう天気のときしか行かないだろうな。ちょっと前にはそうではなかったのに、最近はあまりに人が多すぎるから

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