八木尾山1500.0m

2022/01/30(日曜・3名)
<データ>
湯沢;-2.7〜-0.1℃、積雪174cm

おそらくは車の持ち主のほとんどが東谷山へと向かったであろう国道17号貝掛温泉入り口には10台ほどあり、しっかりの冬気象でもさすがに人気。ワシらだけ別方向へ7:35発


凍結していたら怖そうな急坂の車道を降りて清津川を渡るが橋が雪解け水でダム形成となっており、なんと徒渉を余儀なくされ靴下を濡らす。ヤレヤレ


7:50除雪車が橋の向こうから突進して来たので急ぎ板を履いて尾根にとりつく。標高677m


めちゃくちゃ急登。今週はこれまで気温が高めで積雪なく昨日から多めの新雪で下がガリガリ。なかなか辛そうな登りになる予感。7:56台地に立つ


またきつい登り。一気の降雪、降ったばかりは足場も不安定でなかなかだ。昨日午後から単独で金倉山を滑ったハッシー、そこでも雪崩れる雪でしたと。だろうね


沢地形のところはラッセルが深い。尾根にとりつくため急登し、8:30鉄塔のたつ800m


ラッセルしていないと寒い。そんなに寒波強くないはずなのにと思ったが下肢全体がとにかく冷たい。さっきの徒渉のせいでスネあたりが濡れたせい。水は禁忌だね。これからはビニール袋持参だ


しばらく杉林の登りがつづく。たんたんとラッセル


ブナ林ゾーンになるとこれまで以上の急登。ラッセルも深くなる


腿ラッセルです。短めのライン板で苦戦のハッシー。今季初、ポンツーンの面目躍如の日だった


ポンツーンでもこんな。板の先が出てくれるからそれでも楽だけど


9:29ブナ林は素晴らしいのだが、尾根には段差も多く登りにくい。ようやく急登を脱しようという1100m


9:43あとはダラダラ登り。稜線はラッセルも少し軽くなる


9:51急登というほどではないが一定登りがつづく。地形図で見る以上に登りが難儀な山だね


1300mまでいったん傾斜がなくなり、眼前に鉄塔が建つ稜線あり、そこへと最後の登り。薄日が差す。ガッチリ冬型の時は何故か苗場スキー場とか晴れたりするんだと昔教わった


10:32風もなく暖かくてもいいはずだが、やはり脚全体が冷えてどうにも寒い。水濡れがわずかでも厳冬期は命取りだな


10:40登りが緩みたいらになる1450m。これではトレースボブスレーでしか滑れないだろう


藪に隠れて見えない山頂へと歩いていく。あまり登頂感がなくだるいのみ


10:52登頂




カッサダム、田代スキー場がぼんやり見える。スキー場の騒音とか全くないのが幸いだが、やはり山奥感はなく、山としてはあんまり魅力はないかもね。人が来ないのもうなずける


11:09滑降開始。ポンツーンならなんとかなるがスピードがでないのでボブスレーにて行く


スイスイ〜っと


パウダーラン。ハッシー、重いですと。ああそう、ポンツーンだと何にも感じないね


稜線通りに滑っていく


雪に合った滑りに慣れれば何でも楽しい。基本パウダーです


パウダー、パウダー


1100mからは沢へと滑り込む。不整地でやや底付きもある急斜面


どっぷり沢に入れば雪も深く、東谷山的なパウダー滑降楽しめます




不整地だろうがガンガン落ちてくる






フェイスショット




てか、消える魔球だな





あっという間に沢床まで


11:40


850mから沢左岸をラッセルトラバースで進む。絶壁もなく送電線手前で左の尾根760mを乗り越して


清津川左岸の台地をシールで進む


登路に合流、シールをはずし最後の滑降


急斜面を楽しんだら


12:15貝掛温泉の道路


12:28皆さん早いお帰りだね。ほとんど車いなくなっていた。真冬の越後らしい日だった

アプローチがよければ遊びの山として繰り返し滑ってみたいところだが、なかなか来ないだろうな
八木尾山行リンク

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