2013年にあと100mで雪崩を警戒し断念した横前倉山。未踏峰はいつまでも宿題として残っているもの。ブナの木亭880mまで除雪
6:29発。山は曇っていたがやがて青空がでてきた。しかし午後には下り坂のはず。すぐにスキーが履けるようになる6:34
6:44林道をそれて通常のルートどりで杉林の中へ
だが沢沿いの急登斜面の雪は途絶。右手に逃げると連続していた
おかげで楽に登れたが、この雪も今週で終わりそうだな
7:25稜線1150mをこえすこし平坦部分をすすみ
そして急登の手前1200mで一休み。ここを軽くこえて南俣沢へ入るのだ
ハッシーは今日も調子が出ず、ゆっくりと登って8:05稜線1300m 横前倉山が正面に出てくる。良いねー
南俣沢におりて
あとはひたすら登る。新雪がモナカっぽく、早い時間ならパウダーが楽しめそうだ
8:51沢を抜け1500m。大きな岩松がメルクマールとなる平坦地
休んだら出発
同じような緩い登りが延々と。ときどきくるぶしほどの新雪吹きだまりあり
しかし雪崩れる心配もなくひたすら前を行くのみ
だがなかなか終わらない単調な登り
9:57ようやくと
10:00風吹山荘1780m
そこは別天地
大池です。はじめて池の上へ
薄い新雪を行く
何もない、誰もいない、風も音もない
こんな静謐なスペースに身を置くことが、今のストレスフルな心身には必要だ
ぐるりと右手の尾根を回ると小敷池10:20
池をつっきって、横前倉山稜線にとりつく10:26
60mほど登って
山頂稜線
最後はガチガチバーンにベタベタ新雪。シールに団子で最後の最後で非常にピンチ
10:55しかし何とか踏ん張って
横前倉山登頂
箙岳〜蒲原山方面
はじめて山頂に立ちました
細長い山頂から
フスブリ山方面。ずっとガスだった
11:18山頂東稜線へと滑って行く
湿新雪。意外と晴れ間も多かったからね
そして東面ルンゼへ。緩斜面なら雪崩れそうにないが
この先最急斜面、一気に横断してスラフを落とそう
滑った後からズリズリすっぱり落ちてくれた。久々超急斜面です。こういう緊張感もあった方がよい
あとはスキー場完全ピステバーンだよ
それほどガリガリもしてないし
新雪のないピステされた八海山スキー場よりか全然マシです。それにしても前回はこんなところ登ろうとしてたのか・・急だったな
アドレナリンが少しは出た感じ。さていったん右手の尾根にあがって、登路の岩松を目標に設定。とにかくあそこに行けばいいよ
となりのバーンへ滑降。斜めに滑降すべしと
しかしこちらのバーンは全然雪崩れず。そんなには急じゃなかったようだ
一気に安全圏へ
ワシも
雪崩れないけど、とにかく重い
クタクタになるわ
また行きまーす
小さなデブリを避けながら
右手の尾根を乗り越して
トラバース
何の苦労もなく11:41岩松に戻ってきた
あそこから滑ってきた。近くに見えるが登りは意外に長かったね〜
あとはハーフパイプを自由滑走。その前に湿雪用ワックスを塗る。12:00発
楽しいです
しかし当然ストップスノーに
12:12南俣沢から登り返し
12:20稜線から雪崩跡とシュプールがよく見える
12:28再びシールを外し滑降へ
最後すこし藪に迷い込んだが滑降できた
12:53林道へ
13:00車まで滑ってきたぜ〜。登頂できるとやっぱ気持ちいいね。なお北野と姫川ダム間は平日日中にトンネル工事で通行止めになる
|