守門袴岳1537m・大原〜本高地沢
2020/03/15(ワシ、ハッシー、ドクターQ)

7:07大原スキー場跡430m発。融雪が進んでからの急な寒波あり。緩斜面の谷間が決まりだ。問題は近場で短時間に済ませられる山はもう下まで滑るのが困難なこと


なのでここ。シーズンはじめに下見しておいたのがここにきて生かされた。これまで割とメジャーだったので実はほとんど来たことがないコース


スキー場が廃止されたせいか寡雪のせいか今年は異常にこちらから入る人が少ない気がする。今日も結局ワシらのみ


スキー場トップには行かず途中から林道に入りまずは稜線からの沢を偵察7:49


広い下祝沢。途中滝割れはあるが、まあ雪を繋いでいけばギリギリokでしょう、下るだけなら


沢登りは諦めて通常の尾根ルートへ


8:14展望のよい755m





8:27いよいよ急登へ


尾根上の雪は消えかかっているか、崩落間近の雪庇。軽く藪の中を進み


頻回にある段差は三点支持の壁登高




クラックにも注意


1000mをこえてようやく斜度と樹間が緩みスキー可能に9:15


うっすらとパウダーが乗っかり気持ちよさそう。帰りはこの沢一気に行けるねなどど話していたが、実際は・・


最後も結構急登で、シールの利きがすこぶる悪く苦戦しつつも、9:46藤平山との稜線1180mに


藤平山から周回の登山者あり。ここまで来ればあとは山頂まですぐだ。一服して雪の砂漠をのんびり楽しんで行こう








エデシ尾根と合流したあと1348m通過10:22この辺は雪庇とクラックに注意


本高地沢のコンディションは完璧だ


10:36シールクトーで進む


山頂直下はブッシュでボコボコ


そして


10:55袴岳登頂。そこそこ寒い


大岳。雪庇少ない。大岳からこっち側にも直接滑降できそうだ


さすがにそんなことワシらでもやりませんて。さてカリカリと滑降開始11:09





そして本日のメインイベント本高地沢へ突入


おおっ、これは


停められません


滑る滑る


極上の新雪ゲレンデ


雪も斜度も広さも快適そのもの


大人でなければどこまでも滑っちゃう










いやー最高でした。今シーズン一の滑り、楽しめました


今頃おせーよ、って感じだが、まあそんなもんだ今シーズン。1250mまで滑降し11:28登り返し


ガシガシとクトーを使ってなるべく緩めの広い斜面を登る。しかし雪崩れるほど新雪はない




1360m稜線11:45


稜線は広い緩斜面。ここからは雪が悪いと滑りにならない。今日のは薄い新雪でも3月、重くてあまり良く滑らない


それでもたぶんガリガリのカッチカチより快適滑降


春スキーって感じ




平和すぎ


そしていよいよ最後、吉と出るか凶と出るか稜線から沢滑降へ


スラフはあまり落ちない。デブリも軟らかい


だが当然重い。朝のパウダーっぽいのはもうどこにもない。陽当たりいいからね


デロデロと急な沢のなか高度を落として




滝になりそうなので尾根に逃げ


やっぱり滝出てた


となりの沢をまたしばらく落とし


この先また滝


左へ尾根に逃げて


段差のクラックを飛び越えて




大斜面に出た。デブリゾーン


今シーズンの守門では夢のようなオープンバーンだが、さすが越後の重雪


ターンに体力が必要な実に疲れる雪。それでもちゃんと板履いて下まで滑れるだけマシ




沢を渡って


スキー場トップに登り返す。越後三山も晴れてきた


楽しかった13:35着

思い通りに新雪滑降楽しめて久々に満足の守門。それにしてもスキーヤー見当たらず。もうこちらは閉店か

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