ノミオ沢周遊

2020/03/08(ワシ、ハッシー)

集落再奥柄沢の橋に駐車。先行1台。昨日は西谷後のところで25台停まっていたというが。ノミオ沢にはこちらが好都合。608m8:00発


生暖かく団子になりそうな雪。清水集落からの昔のショートカットコースを進む。この夏道を歩いたことのある人は昭和生まれだろうなあ8:22


8:30車道、威守松山登山口手前にでる。昨日の疲れで全然歩けないハッシーをしばらく待つ


ノミオ沢に入りずっと威守松山に沿って左岸を進むと、ちょうど堰堤のレベルで「熊ノ木」あり(勝手に命名)9:09


その先小さな沢が埋まりきっておらず斜面をトラバースし、やがてスノーブリッジあり


本流に入り通い慣れたルートで10:04滑滝1050m。柄沢から入り威守松山稜線から滑降してきた1名と出会う。2週間前にワシらも登ったところだ


雪はダメでしたと。そうか昨日暖かすぎたか。3月は日単位で全然変わるものだ。今日はノミオ沢本流をもう少しクトーで進む


ガチガチだったらムリだが今日は緩んでいてok。ただし上からデブリがひっきりなしにゴロゴロとくる。さっさと通過だ


10:20岩沢合流点1100m 今日は正面の尾根を滑ってこようか。楽勝そうだ。左手岩沢はカーブの上で岩滝が完全露出


そしてこの地点から右手のルンゼを威守松山稜線コルをめがけ直登する。とりつきは狭くてやたら急だが


すぐに斜度は緩んで、登路も広がり


実に快適に登れる。ノミオ沢の支流ではもっとも登りやすいルートと思われる


ただしやたら団子がくっついてしょうがなかったが10:45テラス1250mで一休み


あとはいつもの通り威守松山稜線にあがって緩く登って行くのみ


昨日の清水峠。今日は展望ないな




誰もいない


風もなく鳥の声もヘリの音もない。静寂のなかひたすら足を進めるのみ。11:45森林限界1480m


巻機。今日の雪は滑るには厳しいだろうな


ノミオ沢源頭部。素晴らしいね。雪がたっぷりあるときにここから来てみたい


森林限界の台地から急登の硬めバーンになりクトーを効かせぐいぐい登る。このまま登り切ると上越国境稜線までいってしまう


しかし今日目指すのは「幻の湿原」1809mピーク直下の1650m台地。1600mから左へトラバースで回り込んだが、それより上だと急で厳しい


出ました。手前はノミオ沢源頭


トラバースしてきた稜線を振り返る。源頭部をこえ頭がでてるハッシー


12:28到着1650m


巻機


バックは国境の壁


さてこの辺には新雪はほとんどないが、狙いの吹きだまりへ12:48滑降開始


ok〜


うっすらだが新雪あり


ガンガンと


スムーズに滑れます


ナイスですね〜


いや〜楽し


何も考えず沢に沿って自由滑降していけば


しだいに


沢は収束されて急になり、すんなりと


1420m岩沢上部の台地に降り立つ。ガスっていても間違いなくここに到達できる


ここもまた幻想的ないいところ。テント張って遊んでいたいものだ


さて今日の研究テーマはここからノミオ沢への下行路。岩沢が埋まっていれば最高に楽しいんだが、それができない


なのでノミオ沢右岸尾根を滑ってみる


ここがまた広くて緩急あって実におもしろい。先週まじめにここまで来てればなあ、あの雪だったら最高だったなあと、今日は後悔の大湿雪


ロールケーキ祭り


急なところも藪の濃いところもあるがすんなり通過




最後はちょうど岩沢末端へと降りられるシュートあり






岩沢


13:28無事ノミオ沢へ


あとは来たとおり






またね


今日はいいところに行ってきました。ノミオ沢2020シリーズはこれで完結

ノミオ沢右岸尾根を最初から登るのは急で厳しそう。1250mからは良いかも。スーパーファットも最終かな

自由研究のまとめ

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