2020/03/07(ワシ、ハッシー、ドクターQ)
5:44清水610m発。一昨日から昨日午前まで新雪あり、一日晴れる絶好のスキー日和。奥只見もオープンしラストパウダーかもしれない
しかしあえておそらく誰も来ないだろうというところへと出かけてみる。故郷にあって、もっとも遠い山域
淡々と延々の林道を進む。ラッセルは思ったほどない
7:00東屋沢の徒渉にすこし手間取る
7:24堰堤手前から国道291号へと上がる
やがて見えてくる大源太山。この山の存在は間違いなく清水峠の魅力を増幅してくれている
8:14ようやくと檜倉沢へ
大規模な工事はいったい何年がかりなのか
簡単に渡れた
振り返れば柄沢山圧巻
ここからは登山道。忠実に登るが結構硬い急登だった
8:40一段あがって国道に沿ってダラダラといく
9:10二股1050m。登川本流はこの標高になってもこの先もまったく埋まっていない。河原に降りるのもちょっと大変
少し戻ったところにスノーブリッジあり
9:18渡ってそのまま直登だ。ここも井坪坂の尾根には違いない
さっといけるかと思いきや、全然急登。それ以上に雪が完全パウダーとガチガチとミックスでまったく固まらずシールも効かない。ともかく登れない
安直なルートミスのため50mの登りに40分を費やした。しばらく急登をやり過ごし、ようやく夏道と合流し安穏の地へ10:50 だがもう5時間かかっている
柄沢山展望
清水峠も近づいてきた
新雪うっすらのバリバリバーンが基本だがクトーが効く快適な登り
檜倉、大烏帽子
やっとスキーらしく楽しくなってきた
1380mこんな標高でこの光景、やはりこの辺はいいねえ11:20
11:30だんだんと上越国境が近づく。風もあるようだ
11:40清水峠より高くなった1500m
11:54上越国境1580m
ジャンクションピーク
大烏帽子山は岩だ
すごいですね。上はガチガチですかね
一ノ倉、茂倉岳方面
柄沢山のむこうに巻機山
本当に心癒やされる故郷原風景
腹一杯の大展望。雪が普通にあればこのまま登川へ滑り、林道を下って帰れるのだが
今年はそういう冒険ができない。清水峠にも行ってみたいし謙信尾根を行こう。清水峠へ向かって滑降12:28
快適パウダーです
ちょっと登り返す12:40
振り返る。凹地を滑ってきた
清水峠。夏道トラバース斜面には大きな破断面
強風ガチガチバーンを進む
清水峠に滑り降りる
13:10アイゼンで清水峠1450mを出発し冬路の頭1590mへと登高
強風であおられる
たいして埋まらないのでまあ良い方だ。ゆっくりとしたペースで確実に登る
13:43冬路の頭に到達
ガリガリのガタガタだが滑降だ
けっこう厳しいですね
かなり急斜面でもある。横滑りで高度を落としつつ
なんとかアイスガタガタバーンを突破
本当はどこでも稜線から登川にむかって滑ればパウダーで楽勝だったろうが、往路の林道歩きに飽きたのと沢を渡れないかもと不確定要素が浮かび
なかなか最近は冒険できなくなってるね、人数多いととくに。謙信尾根を忠実に滑って行く。スカイラインコースだ
尾根自体は狭くなることもあるが、雪庇も藪もさほどでなく危険なところはほとんどない
最後デロデロのロールケーキができる斜面をおりて
雪がとだえ
14:58謙信尾根登山口着
登川には橋が架けられていた。15:10発
やっぱ遠いわ
15:23東屋沢
そして延々の林道歩き16:16涸沢川ゲート、清水着
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登った感滑った感以上に疲労度が大きいマニアックコースかもしれない。しかしこんな少雪でも文句なく素晴らしい。もう今年は行かないでいいかな |
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