清水集落600m7:40発。こちらからは普通柄沢山。友人のSさんチームがちょうど到着し向かうらしい。しかしワシらは先週の続きで猿倉沢探検 昨日から新雪はほとんどないが昼からは晴れそう。7:50威守松山の帰りに見慣れた何かを通過。林道をいき橋を渡ったところで涸沢川に入る 前日のトレースあったおかげで沢の中を迷わず進める やがて見えてくる 8:30第一堰堤。ワシらはここから右岸にあがって 目当ての猿倉沢へ入っていく。小さな沢をスノーブリッジでこえて 急登の沢へ 沢はほぼ埋まっており取り付いてみるが デブリで埋め尽くされている。たぶん一昨日までの新雪が全部落ちたのだろう 右手の稜線へとあがる 稜線のさらに右手の沢が後からわかったが先週滑った谷の末端。大きな滝が出ている 稜線を行くことに。ただし猛烈な急登。セメント雪で一切滑らない、崩れないことが幸い。登りにはベストな雪、といえよう それでも藪がなく、見事なブナ林には癒やされ、藤平山よりはずっと登りやすい グサグサ雪でクトーの効果はどうかだが、踏ん張る 9:37大きな岩がでてきた1150m 岩からの雪はすべて落ちており、岩の下をトラバースし 先週滑った谷へと入る。こちらは斜度も緩み登りやすい10:11 150mほどの登りで 10:26威守松山からの稜線1310mピーク まだまだ上部はガス。けっこう冷える。風はない 歩いてくると左手ノミオ沢へと落ちる北斜面が完全パウダーだと気づく。これまで登ってきた南向き斜面のとは大違い 帰りはやはりノミオ沢ですね。もうすこし柄沢山へと近づいてみる。細い稜線をくだって 1340m通過10:47、そして広い稜線の登りへ ここも癒やしのブナ林 やはりいいところだ やがて疎林になり 11:16森林限界1500m ガスガスだし目的はだいたい達したし、雪のいいうちに帰りますか、ということで 11:36滑降開始 上部はパック気味パウダー そして 1340mからノミオ沢への沢へ。ここは完璧北向きの完全パウダー斜面 楽しいのは一瞬。でも今日まで残っていただけでもありがたい 上部の快適斜面を過ぎると さっそくノミオ沢は割れ しかし全然問題なく 沢のそばへと ノミオ沢はずっと割れている。ここから遡上はダメだね。稜線に逃げる方が良策だ 沢自体はけっこう広い 自由に滑れる 途中から本日のものらしいシュプールあり 無事に降り立つ あとは先週来たばかりの、勝手知ったるだ 自由滑走 重くなったがストップスノーにならないからマシ。一度も徒渉することなく 林道から杉林の旧道をぬけ 12:39清水へと帰還 |
探訪というより急登訓練。こんな末端の尾根でも巻機らしいブナ林が素晴らしい。ノミオ沢滑降はやはり良い(青2020/2/24) |