続ノミオ沢・威守松山周遊

2020/03/01(ワシ、ハッシー、ドクターQ)

清水集落600m7:40発。こちらからは普通柄沢山。友人のSさんチームがちょうど到着し向かうらしい。しかしワシらは先週の続きで猿倉沢探検


昨日から新雪はほとんどないが昼からは晴れそう。7:50威守松山の帰りに見慣れた何かを通過。林道をいき橋を渡ったところで涸沢川に入る


前日のトレースあったおかげで沢の中を迷わず進める


やがて見えてくる


8:30第一堰堤。ワシらはここから右岸にあがって


目当ての猿倉沢へ入っていく。小さな沢をスノーブリッジでこえて


急登の沢へ


沢はほぼ埋まっており取り付いてみるが


デブリで埋め尽くされている。たぶん一昨日までの新雪が全部落ちたのだろう


右手の稜線へとあがる


稜線のさらに右手の沢が後からわかったが先週滑った谷の末端。大きな滝が出ている


稜線を行くことに。ただし猛烈な急登。セメント雪で一切滑らない、崩れないことが幸い。登りにはベストな雪、といえよう


それでも藪がなく、見事なブナ林には癒やされ、藤平山よりはずっと登りやすい


グサグサ雪でクトーの効果はどうかだが、踏ん張る


9:37大きな岩がでてきた1150m


岩からの雪はすべて落ちており、岩の下をトラバースし


先週滑った谷へと入る。こちらは斜度も緩み登りやすい10:11


150mほどの登りで


10:26威守松山からの稜線1310mピーク





まだまだ上部はガス。けっこう冷える。風はない


歩いてくると左手ノミオ沢へと落ちる北斜面が完全パウダーだと気づく。これまで登ってきた南向き斜面のとは大違い


帰りはやはりノミオ沢ですね。もうすこし柄沢山へと近づいてみる。細い稜線をくだって


1340m通過10:47、そして広い稜線の登りへ


ここも癒やしのブナ林


やはりいいところだ


やがて疎林になり





11:16森林限界1500m ガスガスだし目的はだいたい達したし、雪のいいうちに帰りますか、ということで


11:36滑降開始










上部はパック気味パウダー


そして


1340mからノミオ沢への沢へ。ここは完璧北向きの完全パウダー斜面




楽しいのは一瞬。でも今日まで残っていただけでもありがたい


上部の快適斜面を過ぎると


さっそくノミオ沢は割れ


しかし全然問題なく


沢のそばへと


ノミオ沢はずっと割れている。ここから遡上はダメだね。稜線に逃げる方が良策だ


沢自体はけっこう広い


自由に滑れる








途中から本日のものらしいシュプールあり





無事に降り立つ




あとは先週来たばかりの、勝手知ったるだ


自由滑走


重くなったがストップスノーにならないからマシ。一度も徒渉することなく


林道から杉林の旧道をぬけ


12:39清水へと帰還

探訪というより急登訓練。こんな末端の尾根でも巻機らしいブナ林が素晴らしい。ノミオ沢滑降はやはり良い(青2020/2/24

inserted by FC2 system