佐渡山1828m

2020/02/11(ワシ、ハッシー)

なんでここいつもたくさん車あるの?と除雪のおじさん。説明すると、そうかオレも若い頃は黒姫山スキーで滑ってたよと。8:27大橋1140m発


除雪車がちょうど転回できるくらいに駐車。降雪時には除雪作業に気を遣い出発は遅れがち。それで仕方ないと思う。しかし今日は昼から晴れる


そもそもこんなメジャーな山を選択したのも珍しいが、実は敬愛するkiさんが佐渡山はノートレースだったとブログに書いてあったから


しかしこれだけ雪降ってあれだけの車でさすがにノートレースなんてあるわけない・・ってホンマや!ノートレース!9:18黒姫山林道分岐


ここからはいよいよラッセル。これでこそ冬山。トレースを歩いていても散策気分だもんね


9:27林道を進むと枝にテープあり。ここが尾根の取り付き1300m




クラシカルな佐渡山尾根ルート。これまで急登の佐渡山コル経由ばかりだったが、この尾根は傾斜も緩く藪も目立たず登りやすい




ときどき藪はあるから廃道か作業道とかだったのかな?ともかく魚沼にはこんなに易々登れる藪尾根なんてありえない


雪もいつしかやんで陽がさしてきた


しかも超軽パウダー。いいねいいね


10:59急登もないわけではないが長くは続かず、藤平山に比べたら天国気分で1673m地点。いよいよ稜線


でました黒姫山。スキーヤーはほとんど、というか全員あっちに行ったらしい


佐渡山。久しぶり。たしかに山頂直下のほうがオープンバーン多く誘われるが・・




とりあえず稜線歩き。ゴールが見えててもけっこう長めでだるいが、展望あるから良い




高妻も晴れてきた


風がまだあり、天気よくてもさすがに寒い。長野だねえ


そしていよいよ


11:44佐渡山登頂


360度大展望


焼山も積もったな


12:00それでは一本目、山頂から東斜面へ




上部は藪だらけ。しかしその合間からエントリすれば


そこにはウルトラパウダー急斜面


絶叫しながら落ちていく。今季初で最後か?




ウルトラってほどじゃないだろうが、新潟にはありえない極上パウダーいただきました。1620mまで


12:17山頂稜線へ登り返す。シュプールをはずすと腰ラッセル。つらいというより、食べ残しパウダーが多すぎて勿体ない




12:43稜線1750mへ




13:07佐渡山2回目登頂。いつの間にかスノーシュー跡あり


陽当たりがよい山頂直下斜面はやはり雪が腐り始めてるし、一気に谷底に降りてからがすごく苦労することが予想されたので登路へ戻る




ギリギリに滑ってきたら


段差でころんだ衝撃で雪庇崩落。いくらなんでもそこは危ないでしょ。無事で済んでよかった


尾根にもどる。南側つまり佐渡山コル方面の雪はもう重い


なので登るとき偵察しての予定通り1673mから東の谷斜面へとダイブ13:36


例年の感覚なら藪は多めだが完全パウダー、何の障壁もない




というか藪を縫っていくのがチョー楽しい


歓喜の声をあげて飛びまくる。難点はあまりにパウダーすぎほとんど雪煙に隠れてまともな写真がないこと


ホント今日が初めてホントのパウダーです


沢芯に近づき藪が目立ってくる


しかしオープンバーンを探りつつ下まで行く


最後までウルトラドライディープパウダーを堪能し


1400mで終了


やっぱり沢は出まくっている。ここを無理矢理進む気はしない13:50


尾根に登り返そう


沢底から1400mまで急登だが




そこまで上がれば見事なオープンバーンが。せっかくの機会、やるとこまでやる。もう一本いきまっせ


14:26ラッセルおよそ30分で稜線1480mに


14:33さらに登って1530mより


本日パウダー三本目の開始でございます


いいですねえ、勿体ないですねえ


今期ラストかなあ




満足しきれないが、仕方ない。稜線まで登り返して帰る15:07


ところどころ軽くモナカにもなったり藪もあるが


魚沼藪山よりはるかに滑りやすく




15:17林道へ


そして往年のR1王者ハイスピード林道で車へ15:27

なぜか独占。というかこの日不思議とどの山も人が少なかったようだ。どこかに集中したかな。でも来週末には雪なくなるから山は休みだな

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