立山川、剱岳周辺
2011/05/03〜05(新井、ワシ、ハッシー)

馬場島起点剱周回、片っ端から剱の谷を滑りまくって大窓から帰ってくるという新井先生の数年越しの壮大なプランをいよいよ決行。準備万端、天気予報もまあまあ。ところがなんと想定外にも馬場島手前6kmで通行止め。付近に雪なんかさっぱりないのに、いったいなんじゃそりゃ。のっけから試練だな〜
 5月3日馬場島〜剣山荘 晴れのち曇りのち雪

5:07青少年研修センター前ゲート、仕方ないが歩いて行くより他にない。標高520m発

5:24危険箇所もない若干登りのアスファルト道。正面には目標の大窓
 
 
6:26やっと馬場島着。これで天気良くなかったら絶対やめてたね。6:40発
 
6:55車道終点からようやくスキーが履ける
 
7:25しばらくは狭い谷間のデブリ登り。テンション上がらない
 
7:35 985m取水口では右岸の雪渓は途切れている。シュプールがついているが知らずに降りてくると絶体絶命だ
 
 
8:32毛勝谷手前1200m
 
9:02東大谷出合。ようやくと開けて稜線も見えてくるとやる気もわくというもの
 
9:21と思ったら1500mからまた谷が狭まりデブリ地帯しばらく
 
9:40また開けたところでボーダーとスキーヤーが降りてきた。聞いたら朝一番のバス(6時)で室堂入りして来たのだと。なるほどリフト代と思えばそれもいいなあ
 
9:55どこを詰めようかと。ボーダー達が滑ってきた新室堂乗越をめざす1750m
 
10:39カガミ谷分岐1960m
 
10:55新室堂乗越へといよいよ急傾斜に2050m
 
11:25ザラメ雪だが、今回は新兵器を駆使してスキーで直登してみる2230m
 
いままでなら絶対にアイゼン登高の場面もガシガシ行く。しかしつらいのは変わらんね〜
 
そしてついに
 
 
新室堂乗越2380m11:45着。馬場島から5時間余。ひたすら登りで疲れました
 
久々に立山と対面
 
今回MVPの武器はクランポンロック。すごい威力。今までデアミールじゃできなかったもんね
 
別方向からの剱

 権右エ門谷の方がデブリも下の方だけで、斜度も緩く登りやすそうだった
 
下界から自力で立山の稜線まで登ってきたことに感無量。だがこれで終わったワケでない。別山乗越2750mまで最後の試練へ12:14発
 
13:04室堂乗越の急登で力を使い果たし、陽が陰り硬くなったバーンで気力も落ち、さっぱりペースあがらずいまだ2700m
 
13:13二人に遅れてやっとやっとで別山乗越着。たかだか半日行動なのにものすごく疲れた。鍛え直さないとダメだな〜
 
13:51剣山荘へ。剱にガスがかかりはじめ、剱沢はガチガッチ
 
剱御前の斜面でやや緩んだのでちょこっと快適ターン。どうやったらこんな硬いとこを普通に滑れるのかとハッシー。それは滑れる!と思うことだよ。バックには埋もれる剱澤小屋
 
馬場島まで余計なアルバイトもあったが、無事2200mを登り切り晴れているうちに今日の行程を終えることができた。小屋に入ったあとからなんと雪がつもってきた。果たして明日以後は。。つづく
 
inserted by FC2 system