妙高、涸沢
2011/05/08(ワシ、ハッシー)

天気悪い。今日は高気圧が張り出してきて南の方はけっこう晴れ予報だったから、火打あたりでのんびりとあちこち滑って遊ぼうかと思ってきた。ところが朝7時に笹ヶ峰林道にさしかかるといきなり強風と雨。なんじゃこりゃ。予報を信じてしばらく待ってたら雨はあがってきた。もう、調子狂うな。計画変更で今日の最後にとっておいたメインイベントの涸沢をダイレクトに往復する

京大ヒュッテ手前に駐車スペースあり、7:47車道1334mから歩き始める。だがどこから入ったらよいのかよくわからずウロウロ

適当に雪原にあがり樹林帯を地図上の涸沢の「涸」をめざしてくるのがよい。8:06車道から数分で沢に降りる
 
ここに堰堤と滝がある。まだ滝は簡単に高巻きできるが、できなかったらもうすこし先から沢に降りればよいだろう
 
ほとんど沢も両岸も埋まっている。ときおり滝がでてるが高巻きは楽勝8:12 1420m
 
バックに乙妻、高妻が常に
 
8:44に1680mの滝通過。これをこえるともう滝はなくなった
 
ひろくなった沢を効率よく登っていく
 
9:08稜線まで近く見える1850m、休憩しよう
 
再び登り出す
 
短時間でかなり登ったなあ
 
9:51かなり急登になるがシールのみで可能2150m
 
10:07あとわずかだが、なんとぐしょ濡れのシールが剥がれてしまった。昨日使って半乾きだったからかなあ。スキー片方を手に持って登り詰める
 
 
10:14稜線2300m到着。強風
 
晴れたり曇ったり雷鳴もあり、いかにも不安定な山の気象
 
稜線を右手の方にいくと雪庇がなくなり外輪山の内側に降りられる
 
黒姫、高妻、乙妻もよく見える。しかし北アルプスはさっぱり
 
天気はもちそうだから、よし頂上へと滑り始める10:50
 
ターンもいまいちのぐしゃぐしゃ雪
 
あのルンゼを滑りたいね。まだ行けそう
 
 
ところがいきなり暗雲たちこめ、なんと雪が降ってきた。こりゃダメだわ。気持ちがもうアウト
 
風もここなら弱いし、昼飯食って帰ろうよ。写真だけ見ると気持ちよい春山光景だが、実際は気温も全然低くくそんなのんきな感じではないのだった
 
 
11:35稜線に登り返して
 
11:46涸沢滑降開始
 
素晴らしい沢。雪は今ひとつ走らないザラメだが
 
景色もいいし
 
 
何も滑りを遮るものがない
 
しかも登った以上に長く滑れる感じがする。標高差1000mで登り返しなどなし
 
滝は簡単に通過
 
たまに岩とか出てる。半分以上も下ると暑くなってきて滑らない雪に
 
でもまだまだスキー場のゲレンデのような斜面がつづく
 
12:14そして堰堤へ
 
これからツリーランかと思いきや
 
あっという間に車道着12:20 お疲れ様
率直にここはいいコースだ。登りはまったく無駄がなく危険地帯やヤブ漕ぎなどもない。滑降バーンも普通に広くあり車付近まで滑り降りられる。三田原山へ到達するにはもっとも楽なコースではないかな。もともと悪天予報の今日、儲けもんだった
 
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