| 新雪はほとんどないが久々全国的に一日晴天予報。樹林帯バーンを狙えばひょっとしてビッグデイにもなるか、と期待を胸にちょっと遠征を企んでいたところ、たまたま眠りながら聴いていたラジオで午前3時ころ突如高速道路全面通行止めの放送が入る。なんじゃそりゃ。霧のためとのこと。それでは日が高くなるまで全然無理じゃん。しょうがない。これは雪が悪いから無理せずあきらめろということだな。代わりに急遽いつでも行ける近目の山としたら巻機だ。新潟5時発は予定どおりだったから、登山口に3時間かけてのんびり行くことに。当然一般道も濃霧でまともには進めない | |
 8:29清水集落、いつもの上田屋発。新雪なしのモナカ。天気はよさそうだが風は強そう |
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 9:00桜坂。前方に立ちはだかる最難関井戸ノ壁。その上はもうガスの中か |
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 久々に巻機の景色。去年の12月以来か。井戸ノ壁にとりつくと強風が吹き荒れる。がっつり晴れてるのに強風ってのはテンション下げるね〜 |
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 9:50樹林帯はまだ緩いがそれを過ぎるとかなりの急登。今日はクトーがよく効くバーン。新雪ならかなりの苦登だろう。きつい登りだから強風でも寒くならない |
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 いつになく木々の間があいていて、多少きつくても実に登りやすくスキーに専念できる。これが正しいシール登高というものだろう |
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 10:00ころ井戸ノ壁を登り切り五合目をすぎる。徐々になだらかに。10:18 1240m付近はパウダーもところどころ |
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 10:37 1400mをこえる。疎林となり七合目までもう少し |
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 しかし稜線はすごい風だ |
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 10:46 1480mにて、これより先はまったく吹きっさらし。ガチガチモナカバーンだし無理して行ってもしょうがない。やめて下ろう |
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 ニセ巻機稜線に猛烈な雪煙が立つ |
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 それでも先へすすむおじさん。すごいパワーだ。今日あった唯一の登山者 |
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 11:00滑降開始。はじめはモナカに足をとらわれそうに |
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 しかしその下は素晴らしいパウダーゾーン。ただしワンクールのみ。1300m付近、なだらか斜面で風が弱まったので休憩とす |
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 腹を満たして滑降再開。慣れてきたのか雪が少し緩んだか、だいぶ滑れるようになる。しかしほとんどモナカ |
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 そして井戸ノ壁急斜面に入り込む |
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 モナカよりはアイスバーンに近く、登っているときよりは滑れる雪質になった |
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 ファットでガンガンいきます。でも普通の人は滑れんなあ、きっと |
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 井戸ノ壁急斜面を降りきって880m付近から尾根の西側疎林帯斜面におりる。ここで待望のパウダーラン。ほんの一瞬だったが実に楽しかった |
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 このオープンさが最高だ。ひょっとして今年はじめてのホントのオープンバーンではないだろうか |
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 上は極寒だったのに下はなんという暖かさ。大湿雪になってた。清水まではほぼ動く歩道状態。雪質はいまいちだったが標高差800mほどと、十分に山スキーを楽しめた |
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