第二ラウンド・金倉山581m
小千谷市 2010/12/30(単独)

第一部は朝一八海山スキー場。昨日からの新雪30cm。トップで滑らなければ意味がない。3時間券を買い、8時30分開始のロープウエイを8時10分に並ぶ。まもなく定員いっぱいに行列。ここは先頭に並んではダメ。なぜなら出るときに遅くなるから。定員内に入りつつ出口にも遠くならない絶妙の順番。それを見極めたものが八海山を制す(そうだったかな〜?)

昼からは一時晴れ予報。低気圧が日本海にあるから今日はしばらくいい天気に違いない。もっと積もってくれてると思ったが存外少なくて昨日のシュプールも残っていた

満員の始発ロープウエイを飛び出し、見事チャンピオンコースにトップで入り込む。さすが最上部は全くシュプールのない完全パウダー(写真は後で撮影。真っ白な巻機山をのぞむ)

ところが力みすぎたか、いきなり転倒。しかも滑る前に!あっという間にボーダーに先をこされスプレーを浴びせられ全く視界がなくなり無残な滑り。せっかくのオーバーヘッドスプレー底なしパウダーだったのに。意気消沈。いつもと違いゲレンデスキ−が重すぎてバランスがとれなかった

だが八海山はとにもかくにも試練なのだ。それからも山頂や今日オープンの前倉コースで重めのパウダーを滑りまくって新雪の練習。いちいちものすごく腿にくる。新雪があらかた踏まれてしまった後はいつものコブコブだが、今日の雪では大変滑りやすすぎてかえってつまらん

2時間40分ほど滑りすっかり疲れた。11時過ぎに帰ることに。こんなところに間違いを見つけた。crevasseの発音がそれでは24色だど

ところで本日購入の3時間券。当然買った時から3時間だからロープウエイ待ちの20分はやむなしと捨てていたのだが、なんと8:10から11:40となっている。すなわち3時間30分券なのだ。気の利いた居酒屋で出るようなコップ酒で受け皿にあふれた分のようなオマケ感だ
13時半に長岡に戻ればまだまだいい天気。六日町の大阪屋で麺2玉大盛りチャーシュー麺など食ってしまい、年賀状など書いてる場合じゃない。メタボ対策、腹ごなし。第二ラウンドは気になっていた近場の山へ。中越地震の小千谷市妙見から山古志へ行く途中にある展望のよい山

長岡市内からわずか20分ほどなのに1mをこえる積雪。午前に行った魚沼より全然多い。除雪最終地点標高230mはやや広くなっており駐車して14:27出発。たぶん湿雪の部類だが長岡ではこれでもパウダーと言うがかね

今日は誰も登っていないようだ。ツボ足だと2時間ほどかかると報告があったような。スキーでどこまでいけるか。擬似晴天なので急激な天候悪化には注意だが、暗くなって養鯉の池に落っこちたりしなければ帰ってこれるだろう

あれが頂上かな。オープンバーンがけっこうあり滑れそうじゃないの

かなり頂上近くまで林道があるのだ

林道ショートカットは急だがその方がもちろん速い。シールもよく効いてくれる。ともかくヤブのないスキー登りがこんなに楽とは

なるほど展望いいなあ。小千谷方面

まだまだ頂上まではありそうだが時間的にきつい。15:17にて標高430m地点で終了

残り150m、あと30分あればいけたかな。でもちょうどいいバーンが広がっていて視界良好の滑り時のうちに滑りたくなっちゃった。こっちがいいか

こっちも大斜面

ここに決定。まっすぐ降りよう

一部40度ほどのまっさらバーン。これは超楽しい。シュガーダディの本領発揮の湿新雪

ここを滑ってきた(上部樹林帯の下から)

こっちの方ももう一降りすれば最高のバーンかも

降りてきた斜面を振り返る。ここら辺はすべて見事な棚田なのだ。いい大人がまるで子供の遊び

帰りに庭でオヤジもしくはじいさんと幼い子供とが庭でスキーをしていた。こんな昭和的光景がまだここにはあるのだ
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