浅草岳嘉平与ボッチ1485m
2011/02/26(ワシ、ハッシー)

今週は晴れが続いたが、前日金曜に若干の降雪があり今日は次第に晴れてくる予報。朝の長岡ではそれほど天気がよいとはいえず、さてはこれは先週土曜と全く同じパターンか。午前は仕事だが、焦って朝から行かずとも晴れてくる午後でもきっと新雪がいただけるはず。どうせ頂上まではいけない時間だから登った分完全に滑れるところ、しかもなるべく標高の高いところ、もちろんなるべく長岡から近いところにと浅草岳を行き先とす
 
それでも長岡から登山口までは1時間以上かかりあまり近い方ではない。13:29標高490m発。もともと気温も低めの日でまだ曇っていて雪もちらほら。真冬の寒さ

この時間だから当然トレースあり。林道部分でカンジキのパーティとすれ違う。ホワイトアウトで逃げてきましたと。やっぱり、そんな天気悪かったかね。先週と同じようだ

14:15カンジキパーティの下りて来た道を外れてシール登高跡をついていったら急でアイスバーンの尾根登りになってしまい苦労する

14:36標高860m付近の台地へ飛び出しカンジキトレースと合流
 
そこからまたしばらく急登。ちゃんと山スキー用の山というのはヤブが本当にないことに感動。だが半分はアイスバーンでここも苦労して登る

15:00標高1000mをこえ稜線らしくなると斜度も緩みパウダーもだいぶ多くなる。しかもぐんぐんと晴れてきた

全体に薄くパウダーがかかるがところどころは吹き溜まりのようになっていて滑ると楽しそう

景色がよいと歩が進む

もうひと登り、1246mあたりまで行ってみよう

15:23 1246mピークが近づくと頂上方面まで展望がきくようになる。あれは嘉平与ボッチだ

むーん、素晴らしい!ノンストップで一気に行ってしまえ

そこから上は完全パウダーの稜線になる

15:30ますます歩きやすくなりスピードアップだ

15:37標高1300mをこえると樹林がなくなりときどきアイスバーンも出てくる
 

15:56いよいよ近づいたボッチ
 

ガッチガチなのでスキーをデポして

16:00嘉平与ボッチ到着。展望は前岳。さらに向こうに浅草岳山頂だが、切りがいいし遅くなってせっかくのパウダーが固まってしまったら元も子もないからここで終了
 
もう30分早く出発できたら行けたかもだが今日は満足。またの機会に

ものすごくよく晴れてきて風もなく大展望を満喫したら、16:12嘉平与ボッチより滑降。アイスが主でところどころパウダー混在

アイスでバリバリ言ってるけど、スキーというのはキンキンに寒い中を板が走る方がやはり楽しい

日本の、それも新潟の中越の山とは思えない。土曜の午後からこんなことができるなんて。バックは北岳
 

16:20 1300mより下はメインのパウダーゾーン

まったく急斜面はないがアイスバーンに軽く積もった新雪なのでこのくらいがちょうどよいのかも

ツリーランも楽し
 

16:30 1100m付近

どんどんとスキーは走る

守門も完璧に晴れてきた

1000mを切ると急斜面アイスバーン。場所を選べば新雪あり。16:37

860m峰の台地を避けてみんなのトレースどおりにおりていく。重い新雪が多く残っていた。トレースがあれば登りもこっちが楽そうだったな
 

16:50林道より嘉平与ボッチ。あんな遠くまで一気に行き、一気に降りてきたのだ

17:00夕焼けのなか車に到着。日本海に夕日が沈む米山と違い、ここは暮れるのが早い
まさか嘉平与ボッチまで行くとは誰も思わなかった。半日山行とは思えない充実した内容だった。今度は登頂をめざしたい
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