7/18 針ノ木峠〜蓮華岳〜北葛岳〜七倉
7/16から烏帽子にあがっていたハッシーと前夜合流。今日は4人パーティとなる。なおハッシーは7/17には烏帽子小屋を出発、不動岳〜船窪岳をへて針ノ木谷にくだり、また針ノ木峠へ登り返すというおそらく北アルプスにおいて数年に1人あるかという強引な珍ルートを一日でやってきたのだった。これで車の回収が楽になり、ワシらも滅多にいくことがないこのコースどりになったのだ

朝焼け。夏の展望は朝しかない。4:43出発

蓮華岳への登り途中で陽がさす
 
コースタイムは1時間だが蓮華へはけっこうかかる
 
振り返って何度も写真をとりながらのんびりと。涼しくて気持ちよい
 
後立山連峰
 
 
薬師から槍、中央に野口五郎、水晶、赤牛
 
なるほどお花畑の見事なところだ。人気のある山なんだな
 
富士山は一日中山頂に雲があった
 
立山もすっかりと全貌を現す
 
5:32頂上までまもなく
 
コマクサがふんだんに咲いていて有り難みも感じられなくなるほどだ
 
 
5:50蓮華岳2799m着
 
信越の山々
 
6:08発、大下り。鞍部は2275m。結構な急下降もオカメノゾキよりもマシ。そもそも道がよい
 
白コマクサなども咲いており展望もあれば楽しいだけの下りだ
   
 
北葛岳への登り返しがそれほどでないから気が楽
 
手前に鎖場あり、7:10最低鞍部に到着
 
標高がさがり暑くなると軽い登り返しでもきつい。ワシは夜から節水してたからなおさらペースあがらず
 
7:54北葛岳到着2551m。蓮華からは2時間弱。ああ、疲れた
 
針ノ木と蓮華。辿ってきた稜線
 
今日のピークはもうあとひとつ、七倉岳。ここまで来たら水解禁、エネルギーを充填して8:28発
 
 
9:28七倉岳2509m。ここは順調に登ってきたと油断したワシは登頂前に前につんのめって転んでGPS液晶を破損。手痛い出費だったが、岩にぶつけた前頭部にヒビが入らず助かった
 
ずっと槍の展望があって、今日は最高だった
 
船窪小屋へ
 
休んで展望を楽しんでいたらなんと暖かいお茶をサービスしてくれた。大変おいしくいただく。感動し落涙する樋口君(ウソ)。確かにリピーター多いわけだ
 
10:33船窪小屋発、コースタイム4時間の七倉ダムへ1400m急下降。一気下りだから2時間くらいかな。タイミング良くガスもわいてきた
 
松の新芽がきれい。展望はもうのぞめないが日射しがなくなりまあまあ涼しい
 
 
11:22連続梯子の急下降をおえて鼻突八丁八合目1950m付近。まだ先は長いが、ダムが近いせいか涼風が時々あって心地よい
 
道がよいから、急なほど下山するには効率的で楽ちんだ。100mを10分のペース。11:42岩小屋通過。12:03いよいよ稜線の末端1537mに。あとは遊歩道のような九十九折り急下降。ちょっと休憩

滑りやすいザレ場のようなところもあったが基本的には快適下りで登山口12:38着

下界はまだまだ暑い盛り。山々には厚い雲がかかっていた
船窪から来てすれ違ったパーティはいくつかあったが、ワシらと同じこのコースを行ったパーティは皆無だった。本当に北アルプスとは思えない静かな山旅だった。道沿いの花畑もふんだんで、立山剱から北アルプス最深部の山々も俯瞰できる贅沢この上ない良コースである
inserted by FC2 system