鷲羽岳・水晶岳日帰り
2010/9/19

交通機関を降りてから徒歩で山頂に至るまで、本州ではもっとも遠い百名山といわれる北アルプス最深部に位置する鷲羽岳と水晶岳。最短ルートのひとつ新穂高から(*)のコースタイムでも水晶岳山頂まで13時間40分、復路10時間30分、計24時間10分(山と高原地図2006年版)。累積標高は3500m以上でそれはそれで大変ではあるが、縦よりも横移動が殺人的で往復沿面距離45km。普通は2泊3日でギリギリ。長年憧れの水晶岳には時間がとれずなかなか行くチャンスが作れなかったが、最近ネットで日帰りの報告が多く見られる。日帰りならいけるか。ただ成功者のプロフィールをみると普段からフルマラソンもやってるような輩ばかり。それでも実働15時間ほどかかっている。フルマラソンどころか連続して10kmも走ったことないワシらに、24時間以内に登って戻ってくるなどできるのだろうか。できないだろうな。まあできなくてもいいが、越後三山も行けたし今年も体調いいので自己の限界を知るためにもチャレンジしてみることに。越後三山と大違いに水場が豊富で営業小屋が至る所にあるから、もし帰って来れなくなっても全然問題ない。なぜなら翌日は敬老の日だからだ。この余裕がたぶん大事だ。ただ今までの自身の登山歴にかつてなかった最大級の山行になることには間違いない
*水晶岳単独であれば高瀬ダムからが最短ルート
【リザルト】
新穂高温泉無料駐車場2:40発
鷲羽岳9:47
水晶岳11:11登頂
新穂高温泉18:45着
全行動時間16時間

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