国上山 313m 西蒲三山縦走敗退
2010/6/27大雨(ワシ、ハッシー)

梅雨前線が日本海にあがってきてしまってはもう北海道くらいしか晴れるところはない。こんな日にどこにも楽しく登れる山などなく計画していた立山スキーも例外ではない。こうなったらもう雨中行軍の訓練と割り切って、しかも前から暖めていたハード登山をやってみるか。ダメもとだし、ともかく蒸し暑さと雨とひたすら悪条件に耐えて長時間を歩きつづける精神トレーニングだ。というか、どんなに苛酷な行程でも休日に何もしないでいるよりはずっとマシなのだ

国上山(くがみやま)登山口の国上寺はなんと「こくじょうじ」と読む。標高130m。6:58駐車場発のときには小雨

どうやっても濡れてしまうから、今日は雨具は着ない。それほど気にならない雨だ。だが蒸す

ゆるりと朝のひと登りで7:20国上山登頂

そこから剣ヶ峰に縦走していく

けっこう展望もきく天気。しかし道が狭く樹林帯の下り登りとなって、せっかく雨もたいしたことないのに衣服が一気に濡れてしまった

弥彦山を展望。意外とすごい眺めだ。たいして剣らしくもなく頂上の標識もないまま剣ヶ峰を通過

急下降していったん舗装道をちょっとだけ先に進み右手の山道へ

地図上246mの黒滝城址をトラバース。土地勘がないと非常に標識がわかりにくく何度か迷う

雨で一部沢になった登山道を麓集落からの林道まで滑らないよう急下降

8:26やっと弥彦山への登りに。まずは猿ヶ馬場峠への分岐

8:30ところがまもなくして道がまったくわからなくなる。第2堰堤、標高にして100m地点。赤テープがついているのに15分ほど探してみても踏み跡は不明瞭。雨が本降りになってきたこともあり8:48早々に撤退を決定

猛烈な雨の中、アスファルト道を歩いて戻るしかない。雨具をつけずにびっしょりとなり平坦な道だとさすがに身体が冷える。道の駅「国上」の裏から遊歩道に入る。縁結びの神社の鳥居をくぐって五重塔の裏に道がある

普通の登山道に。雨でぬかるむ。駐車場まで120mくらい登り返さないといけない

やれやれ雨脚はいっこうに緩まず、濡れ鼠で戻ってきた。稚児道という遊歩道は舗装道の下をクロス。今日ははたしていい訓練になったのかどうかわからないが雨でも悲壮感を感じずにまあ楽しかった

縦走は失敗だったがやはりここは残雪期でないと難しいようだ。普通に観光案内にコースが載ってるのに。低山ながら意外と登り下り多くおもしろいコースではある。沿面距離10km
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