八海山 トレラン訓練
2010/7/22単独

猛暑で山どころではないかもしれないと思いながら、まるまる午後時間が空いてる晴天の日に行かないという選択肢はない。少しでもスタート地の高度が稼げるところにする。ロープウエイ利用の八海山へ。越後三山一気縦走(三山駆け)のためシューズと登山道の相性をたしかめたい。平坦部分は走って行けるとこまでいくぞ

12:12ゴンドラ展望台1170mよりスタート

最初の登りを越えると下りや平坦道が多くなり走っていく。頂上には黒い雲がかかっているが今日は降らないだろう

12:35女人堂への登りへ。走っている時よりも汗が吹きだし息が上がる

12:37改修工事中の女人堂1370m。スタートから25分か。千本檜まで30分はさすがに無理とわかる

ちょっと平坦な登りを行き12:43水もたっぷりの祓川通過。そこから浅草登りという最後の急登へ。数パーティとすれ違い追い抜きする

走りのせいでひどくきつい。歩いて登った方が速かったかな。休みたくなるがここは試練だ。いや昨夜バカ飲み大食いした罰だ。とくに最後の鎖場。鎖を使う必要はないが一枚岩の長い急登は地獄

12:57薬師岳1653m。つらかった登りから解放されほっとする。女人堂からの300m登高速度は毎秒25cm。自分にとっての限界値だった

あとは千本檜小屋へまっしぐら

13:00ジャスト、小屋前の鐘を鳴らしてゴール。本日の記録は48分。暑いしこんなもんかな

一休みして八ツ峰へ。手前は地蔵岳

濡れた岩も登りだったら滑らない。今日はシューズの性能チェックなのだ

鎖を登ると水無渓谷までスッパリ切れた稜線。相変わらず迫力満点

不動岳への稜線。こんなところを鎖もつけず一般道として行かせるところが八海山だ

13:17不動岳1707m。ここより先は熟練者のみの看板

急な長い鎖場下降がはじまるのだ

今日はここでおしまい。ガスに包まれた山頂はこの時間なのに大変涼しくて超快適。とても下界には戻る気しない

13:34降りてみると小屋のおじさんがワシと同時にスタートしたおばさんを心配げにずっと待っていた。今日泊まる客らしい。泊まる人いるんだ

14:26ロープウエイ着。
ここで衝撃の事実発覚!なんと現在三山駆けはできない!?せっかく八海山の岩で滑らないかどうかシューズを試しにきたのに意味なーし。直す気あるかなあ、南魚沼市
今回のシューズはモントレイルのストリーク。靴底の溝がマウンテンマゾヒストとほとんど同じだが、言うならばスタッドレスタイヤ。登山時には土や岩や砂場、濡れた岩でもほとんど滑らなかったが下山はどうも滑りやすい。溝の形状のせいなのかな。濡れた岩はまったくダメだな。ただ赤土はすごいグリップ力で多少濡れていても不安なくステップをおける。土の多い山には最適のように思う。雪質によってスキーを選択するように、行く山によってシューズも替える時代なのだろうか。突き詰めると登山時と下山時にも履き替えるのかな。それにしてもこんな猛暑の平日に意外と多くの人が登っていた。ただ登ってみれば山の上は大変快適。多少我慢してでも山に登るべきだな、暑い夏は
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